集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「あの日」から25年。時を超え…。

震災0117。 曇り空の寒い一日でした。  冬に似合わない暖かい日が続いていますが,予報が関東での雪を伝えています。明日からのセンター試験が雪を呼んでいるのでしょうか。受験生が困らない天候でありますように。  阪神淡路大震災から25年目の「午前5時46分52秒」を迎えました。  戦後日本で初めて都市部を襲った直下型大地震でした。兵庫県を中心に近畿圏の広域で大きな被害を受け,犠牲者は6,434人に達しました。  今日の追悼行事に合わせ,「1.17希望の灯り」の横に,新城市で育った復興のシンボル「はるかのひまわり(奇跡のひまわり)」が飾られました。
はるかのひまわり0117。
 このひまわりは,“復興のシンボル”として,ラグビーワールドカップで釜石の会場を訪れる世界中の人々を迎えました。  会場を訪れた秋篠宮殿下,秋篠宮紀子様も,このひまわりをご覧になりました。  紀子様は,歌会始に「高台に 移れる校舎の きざはしに 子らの咲かせし 向日葵(ひまはり)望む」と詠まれました。
紀子様0117。
 震災の記憶(記録)を伝えること,防災を考えることを,「はるかのひまわり」を通して意識していけるといいなあと思います。そして,を大切にする行動をしたいと思います。  25年前の朝,朝の情報番組は,地震の発生は伝えましたが,“いつもと変わらない内容”でした。  その後の鳥取県西部,北海道十勝沖,新潟県中越,東北地方太平洋沖(東日本大震災),熊本,北海道胆振東部…と大きな地震があり,その時は“いつもと違う放送”に切り替わりました。  そこには,時の経過と環境の変化があり,“生の情報”と“映像(記録)”が得られるようになり,それが活用されるようになりました。  最近の台風,大雨,洪水でも,情報と記録により被害が発生する前に対応できることも増えてきました。  災害は遠慮したいことですが,発災の避けられないこともあります。その時に“適切に対処”できるような情報と記録を残し,活かしていきたいものです。  「あの日」を思い,考えました。  合掌  昨日の話で,「学校ホームページのシステムが変更される」ということをお聞きしました。  確認はできていませんが,「間もなく“これまでの記事”を見られなくなる」ようです。新しいシステムには引き継がれず,削除(廃棄?)されるそうです。  「学校の記録」として,学校ホームページにしか無い記事(情報)もありますが,それも残さないようです。  2008年に開設された学校ホームページでは,多くの“情報”が日々発信され,時を経て“記録”となってきました。  そこには「閉校した12校」の情報(記録)もあります。閉校から数年過ぎた今もアクセスがあります。当市に関わる動きがあるとアクセスが増えます。検索で“価値のある情報”が上位に表示されるようです。  ※ 現在は,各HP左側の「年度」をクリックすると,閉校前の記事を読むことができます。  (追記)※ 新しいシステムに引き継がれませんでした。リンクは市役所ページが表示されます。
2013年3月31日(平成24年度末)閉校》   ◇新城市立山吉田小学校(2013/03/31 閉校)   ◇新城市立黄柳野小学校(2013/03/31 閉校) 《2013年3月31日(平成24年度末)閉校》   ◇新城市立菅守小学校(2013/03/31 閉校)   ◇新城市立開成小学校(2013/03/31 閉校)   ◇新城市立巴小学校(2013/03/31 閉校)   ◇新城市立協和小学校(2013/03/31 閉校) 《2016年3月31日(平成27年度末)閉校》   ◇新城市立鳳来寺小学校(2016/03/31 閉校)   ◇新城市立鳳来西小学校(2016/03/31 閉校)   ◇新城市立海老小学校(2016/03/31 閉校)   ◇新城市立連谷小学校(2016/03/31 閉校)
 大震災の記録・情報について考えるとき,5年後,10年度,その先に残し活用する「学校の記録」を,どのように残していくのかも,その判断や扱いは同じであると思います。  「学校の情報・記録」の意味と価値を考え,今回のシステム変更がされていることを願っています。    (追記) 残念ながら新しいシステムに引き継がれませんでした。