集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

景色が変わった。「こうみどう(子生堂)」(つくで百話)

空0723。 昨夜遅くケータイが鳴りました。「雨は大丈夫?」とのメールでした。  「東三河地方で1時間に110mmの猛烈な雨が…。記録的短時間大雨情報が…。」との情報(ニュース)を知り,心配をしての連絡でした。  幸いに,当地の雨は“猛烈な雨”ではなく,被害のでることもなさそうです。  「大丈夫です…。」メールを返し,再び寝ました。  今朝,空は青空でした。日中も青空で,積雲が大きくなっていきました。気温も高くなりました。  今日は二十四節気の一つ「大暑」で,暦の「快晴が続き,気温が上がり続けるころ」に合わせ,暑い日の始まりのようです。  昨日まで行き交う“”が賑やかでした。そして,今日も“”がたくさん見られました。  雨傘が日傘に変わった青空の日でした。  『つくで百話』(1972・昭和47年 発行)の「文化財と信心」から紹介です。 ********     こうみどう(子生堂)  中河内部落の中程の県道上に屋敷跡があって,そこに観音様がおまつりしてあります。ここには,昔,正行寺という寺がありました。建武の中興がくずれて戦乱になった頃,後醍醐天皇の御孫尹良親王が,ここに三年ばかり御滞在になりました。此の間に親王のお妃が一子を挙げられたので,この地を子生堂(こうみどう)と呼ぶことになったといわれております。その後,親王は足助方面から北設方面へと転々と難をのがれ給うたと伝えられております。親王の王子が産まれた時に,寺の上の峰に旗をたてて祝ったので,この峯を旗峯といっております。 ******** 注)これまでの記事は〈タグ「つくで百話」〉で