集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

2.(5-2) 江戸時代の村のしくみ (わたしたちの村)

実0617。 朝,気持ちの良い青空でした。  予報が「雨が…」と伝えますが,それを思い描けない綺麗な青空です。  昼頃,空に真っ黒な雲が見えましたが,雨は降ってきませんでした。しかし,夕方,急に雷鳴とともに強い雨が降ってきました。びっくり!!  警報級の降り方だと思いましたが,短時間で止みました。  梅雨が終わるかな…。  郷土読本『わたしたちの村 つくで』(1995・平成7年 改定発行)の「二、作手のうつりかわり」からです。 ********     (五) 江戸時代の村のしくみ    2 寺と宗門人別帳  江戸時代のお寺は,『寺子屋』を開いて,読み,書き,そろばんを教えたり,困りごとの相談を受けたり,今の役場の戸籍のしごとなどもしていたので大変でした。『宗門人別帳』は,「わたしのお寺にはキリスト教の信者はおりません。」と,お寺が証明したものです。村人の名前や年れいや人数などが書かれています。しかし,結婚した女性は,女房とか妻または母としか書いてありませんでした。 宗門人別帳0617。 このほか,よその村へ嫁入りする時などは,『寺請証文』をお寺からもらい,村役人からは『村送り状サをもらっていきますが,どちらにも,キリシタンではないことが書かれています。  また,悪いことをすると『宗門人別帳』から消されるので,帳外者と言われました。そのほかに,村人が旅に出る時にお寺から『往来手形』をもらいました。これは,どこの村の人かを証明するもので,これがないと関所は通れませんでした。 ********  注)これまでの記事は〈タグ「わたしたちの村」〉で  注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。  注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。