明日2・26。 4(3-1) 交通事故をふせぐ (わたしたちの村つくで 改訂版)
天気がよく,暖かい一日でした。
明日2月26日は「二・二六事件の日」です。
陸軍の皇道派の青年将校が,対立していた統制派の打倒と国家改造を目指し,約1500名の部隊を率いて首相官邸等を襲撃しました。内大臣・大蔵大臣等が殺害され,永田町一帯が占拠されました。
『置かれた場所で咲きなさい』の著者 渡辺和子氏は,陸軍教育総監 渡辺錠太郎氏の次女で,9歳の和子氏の目前で“父が殺害”されました。
ウクライナにロシア軍が侵攻し攻撃したというニュースの流れた今日,学校では「戦争」や「歴史」が話題にされたでしょうか。
子供達は何を感じ,どのように考えたのか。先生は何を伝えたのか。
2・26を前に,ふと思いました。
郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「4 安全なくらしを守る」からです。
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3 事故や犯罪をふせぐ
交通事故をふせぐ
みねこさんの学校では,毎年交通安全教室が行われます。「交通事故にあいそうになった子はいるかな。」おまわりさんに聞かれると,数人の子が立ち上がりました。道から飛び出して,はっとした子が多いようです。おまわりさんは,「出合い頭の事故が多いです。みなさんも,飛び出しはぜったいにしないようにしましょう。」と話してくださいました。
みねこさんは,交通事故について調べてみました。毎年大ぜいの人が交通事故でなくなっていることにびっくりしました。原因を調べてみると,自転車に乗っている時や歩いている時に事故にあうことが多いことが分かりました。また,出合い頭や道路の横断中の事故が多いことも分かりました。
車と車がぶつかる事故もあります。開成小学校の近くでは,レスキュー隊が出動するほど大きな事故が起きました。みねこさんが下校するとき,車から人を助け出そうとしていました。車の前がへこみ,ガラスがわれているのを見て,事故はこわいなと思いました。
みねこさんは,作手での交通事故について,おまわりさんにインタビューすることにしました。
2001(平成13)年に村長さんをはじめとして,交通事故をなくす総決起大会が開かれました。作手の地区の人み
んなが,交通安全に気をつけていることが分かりました。
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注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で
注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。