4(2-1) 雨や雪による災害をふせぐ (わたしたちの村つくで 改訂版)
昨日の記事で「今は止みましたが,今夜はどうかな。」としました。夕方から寝る頃まで“雪ではなかった”のですが,朝起きると,しっかり積もっていました。
雪は積もっていますが,青空でよい天候になりそうでした。
でも,その予想は外れました。しばらくすると,雪が降り始めました。気温が低いからか,地面に落ちても“形”が崩れません。日陰では,ぞのままずっと残って(乗って)います。
この冬は,気温の低い日が多く,連続して低温になっています。そして雪の降る日も多くなっています。
春よ,早くこい! 春が待ち遠しい。
郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「4 安全なくらしを守る」からです。
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2 災害をふせぐ
雨や雪による災害をふせぐ
作手村は雨の多いところです。2000(平成12)年9月,運動会を目前にした開成小学校の子どもたちは,運動場を見てびっくりしました。運動場が水びたしになっていたからです。前の山がくずれ,川の水が流れ出してきたのです。
運動場の土が流されてしまったので,土を入れ直しました。菅守小学校でも,がけがくずれ,倉庫がつぶれてしまったそうです。作手手村の9割は山林で,家が急な山のしゃ面の近くにもたくさんあります。ももこさんは,土砂による災害のことを調べてみました。 広報を見ると,1975(昭和50)年8月に2日間で470mmという雨がふり,土砂による災害が起きたことが分かりました。岩波地区では,山からくずれた土砂が沢をうめ,土石が家をおしつぶして,3人がなくなるという悲しい事故が起きました。
事故をふせぐために,村では,危険か所を往民に知らせたり,防災訓練を行ったりしています。また,砂防事業を進めて,危険を少なくするようにしています。みねこさんの学校の前の山もくずれないよう工事をしました。
また,大雨がふった時には,交通規制をして事故が起きないようにドライバーに注意をよびかけています。 冬の作手は,雪で道路がこおることがあります。雪がふった後,除雪車で雪かきをしたり,道にたおれた竹などを切ったりして,事故が起きないようにしています。
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注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で
注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。