集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

4(2-1) 雨や雪による災害をふせぐ (わたしたちの村つくで 改訂版)

雪0222。 昨日の記事で「今は止みましたが,今夜はどうかな。」としました。夕方から寝る頃まで“雪ではなかった”のですが,朝起きると,しっかり積もっていました。  雪は積もっていますが,青空でよい天候になりそうでした。  でも,その予想は外れました。しばらくすると,雪が降り始めました。気温が低いからか,地面に落ちても“”が崩れません。日陰では,ぞのままずっと残って(乗って)います。  この冬は,気温の低い日が多く,連続して低温になっています。そして雪の降る日も多くなっています。  よ,早くこい! が待ち遠しい。    郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「4 安全なくらしを守る」からです。 ********     2 災害をふせぐ     雨や雪による災害をふせぐ  作手村は雨の多いところです。2000(平成12)年9月,運動会を目前にした開成小学校の子どもたちは,運動場を見てびっくりしました。運動場が水びたしになっていたからです。前の山がくずれ,川の水が流れ出してきたのです。 運動場の土が流されてしまったので,土を入れ直しました。菅守小学校でも,がけがくずれ,倉庫がつぶれてしまったそうです。作手手村の9割は山林で,家が急な山のしゃ面の近くにもたくさんあります。ももこさんは,土砂による災害のことを調べてみました。
災害0222。
 広報を見ると,1975(昭和50)年8月に2日間で470mmという雨がふり,土砂による災害が起きたことが分かりました。岩波地区では,山からくずれた土砂が沢をうめ,土石が家をおしつぶして,3人がなくなるという悲しい事故が起きました。  事故をふせぐために,村では,危険か所を往民に知らせたり,防災訓練を行ったりしています。また,砂防事業を進めて,危険を少なくするようにしています。みねこさんの学校の前の山もくずれないよう工事をしました。  また,大雨がふった時には,交通規制をして事故が起きないようにドライバーに注意をよびかけています。
規制0222。
 冬の作手は,雪で道路がこおることがあります。雪がふった後,除雪車で雪かきをしたり,道にたおれた竹などを切ったりして,事故が起きないようにしています。
********  注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で  注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。  注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。