建国記念の日。 4(1-1) 安全なくらしを守る (わたしたちの村つくで 改訂版)
天気がよく,気温の低い中でも暖かさのある一日でした。
今日は,国民の祝日の一つ「建国記念の日」です。「建国をしのび,国を愛する心を養う。」とされます。
この日は,日本書紀で神武天皇が即位したとされる日で,明治の初めに紀元節として祝日となっていました。
SNSで「#建国記念の日」と検索すると,今年も「皇紀 2682年」 と書かれた写真が上位にありました。 みねこさんは,毎年起こる火事の件数や原因を調ベて,クラスで発表しました。
「2000年のひ害がくがだんぜん多いよ。大火事があったのかな。」
「作手はどうなのかな。」
という意見が出ました。グラフだけでは分からないので,作手の出張所に見学に行くことにしました。 ********
注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で
注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。
【月命日】
日本の国の成り立ちは、日本書紀の中に、「神武天皇が大和王朝の建国した日が「辛酉の年、春正月朔(ついたち)」である」との記述を元に定められ、これを新暦(西暦)に換算すると、紀元前660年、2月11日であったことに由来します。ふと思い出したのは,天皇が幼いころ読み聞かせをしていただいたという『かみさまのはなし』(藤田ミツ・原作)です。 “国際化した時代”を生きる子供達が,“国の成り立ち”を語れることは大切だと思います。 親子で“この国”のことを話していますか。 祝日の一日,あなたは,いかが過ごされましたか。 郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「4 安全なくらしを守る」からです。 ******** 1 火事をふせぐ こわい火事 2000(平成12)年4月,開成小学校の近くの工場で火事がありました。消防の勉強をしているみねこさんは,お姉さんからその時の話を聞きました。 「一輪車に乗って遊んでいたら,ひなんしなさいって放送が入ったんだ。山の方を見ると黒いけむりがいっぱいで,すごくこわかったよ。」 何台もの消防車のサイレンの音が聞こえたそうです。工場は全焼してしまいました。 消防団に入っているお父さんに聞くと,今の消防は広域で協力し合っているので,この火事で新城からも消防車が 来たそうです。