4(1-4) 消防署の救急活動 (わたしたちの村つくで 改訂版)
朝,気温は低いけれども,日差しがあり,「今日はよい天候かな」と思える空でした。
ところが,気温は上がらず,午前中のうちに雪が,青空の見える空から舞ってくるようになりました。
夕方までは舞う程度でしたが,夕方になると積もってくる降り方に変わりました。
今は止みましたが,今夜はどうかな。
郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「4 安全なくらしを守る」からです。
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1 火事をふせぐ
消防署の救急活動
作手出張所の消防車の横には救急車がありました。救急車の中には,心電図がとれる機械やけがの手当てができるガーゼや三角巾などがあります。病院と連らくをとりながら,けがや病気の人を運びます。作手地区は広いけれど,119番通報が入ってからほとんどの地区は,20分以内で救急車がとう着します。 病気や事故で出勤する場合,早く処置をすることが大切です。そのため署員は救急救命の研修をしたり,いっぱんの人に心肺そ生法の仕方を教えたりしています。 2003(平成15)年1月,菅守小学校に消防署から電話が入りました。山で仕事をしていた人がけがをしたそうです。 いっこくも早く応急手当てをするため,ドクターヘリコプターをよぶということでした。15分くらいで,ヘリコプターが運動場に着陸しました。中にはお医者さんと看護師さんが乗っていました。救急車が着くと同時に,きずの手当てを始めました。ヘリコプターはすぐに町の大きな病院ヘ飛び,けがをした人も助かりました。 ********
注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で
注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。