集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

組織論(?)。「むかしの小学生の服そう」《生活の移り変わり 20》

カエル0131。 “暗い朝”でした。小雨が降り,日差しを感じられない天候です。  その後も,しっかりと雨が降りました。久しぶりの雨は,乾燥した空気に潤いを与えてくれました。  “困った雨”ではなく,“待っていた雨”の一日でした。  明日の朝,路面凍結した所もあるかもしれません。気をつけて通行しましょう。  最近,「組織」について考える機会と事柄が続きました。  今日伺った話では,「誰が“リード”するのか」ということの“立場”と“分掌”が混乱し,組織のなかで“責任(者)”が理解されていないようでした。  組織運営・マネジメントが機能してないまま,年度末を迎えているようです。  組織の代表(管理職?)に伝えた方がよいのか,お節介なのか…。  また,別の組織では,1月の「○○への対応10%」でした。  その組織運営にとって“欠かせない○○ではない”ので,これで構わないのでしょう。  ただ,自分の感覚では,“10%しか結果の出ない組織”との判断です。  偶然知った結果ですので,お節介は止めておきます。  文集「こうやまき」(1970年・刊)から,「生活の移り変わり」の一話です。 ********    『むかしの小学生の服そう』 (文・菅守小5年 女子)  わたしは,おばあさんに,話をききました。その話とは,おばあさんの小学生の頃の服そうについてです。  おばあさんの小学生の頃は,今のわたしたちのように服などはきたことはなく,きものばかりだったそうです。  日常は,きものにさんじゃくをしめていて,冬は,「はんてん」といって,わたのはいったのをうえからきていったそうです。  式とか,おいわいごとがある時は,はかまをはき,はおりをきていったそうです。  この話をきいて,わたしは,きものは,どのようにして買ったのかなあとおもい,おばあさんにきいてみました。  できたきもの,できた反物は,ほとんど買ってもらったことはなかったよ。どこの家でも,ほとんど,かいこをかっていた。そのかいこの糸をとり,それを,家でおって反物にしたのだよ。反物をおる時に,しまもようにしておったのだから,今から考えると,気のとおくなるような話だね。  今,わたしたちのきものの柄は,赤,黄,みどりと色とりどりの柄で,しかもそれはほとんどそめてつくってあるけれど,昔は,じみというのか,黒や白のいろが多く,時代の流れとともに,はでになってきたのではないでしょうか。今では,おばあさんが小学生頃きていた柄が,ちょうど おばあさんに また にあうぐらいだね。と,母が横から説明してくれた。  この間,お針りをしていたおばあさんが 小さな布きれを わたしにみせてくれたことがある。 「これ おばあちゃんの小さいときの きもののきれだよ。」  わたしは, 「これがあー。」 と,おどろいた。  小さい一センチぐらいと,二センチぐらいの黒白のような,小さなしまもようであった。「こんなのをきていたのだなあ。」と思いました。  今のように,きれいなきものをきないでしまった祖母が,なんだか,かわいそうな気がしました。  きものをきる時は,今のおかあさんたちがきるようでなく,ひざの少し下のへんまできもののたけがあるように,みじかくきたそうです。  きものをみじかくきり,くつ下などもなかったので,冬などは,さむかっただろうと思います。 ******** 【おまけ】  今日の新聞,テレビ欄。
嵐0131。