6(6-3) 長者平の獅子神楽 (わたしたちの村つくで 改訂版)
青空の綺麗な晴れの一日でした。
先日、僧侶が説法のなかで「“正しい”という文字は、“一”と“止”であり、一度止まって周りを見回して、状況をしっかりと確認しなさい。そうすれば正しい方向が見えてきます。」という話から、日々の暮らしを見つめていくことを言われました。
「なるほど…」
郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「6 作手村のうつりかわり」からです。
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6 昔から伝わる行事
作手村の民俗芸能
長者平の獅子神楽
長者平の神楽は,獅子と才蔵の役者が中心となって演じられる女神楽です。「祓いの舞」のほかに,歌舞伎狂言も演じたといわれ,その評判はなかなかのものでした。近くの村落の祭りや祝いごとに招かれて演じられていました。
今は,青年の人たちが神楽衆をつとめ,鈴と幣を持って舞う「祓いの舞」を中心に,10月第3日曜日に行われる地区の祭りで奉納されています。
祭りでは,おみこしの前や後ろをしめくくるように舞い,拝殿でも神様の前で舞います。
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注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で
注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。