6(1-1) 狩りや採集のくらし (わたしたちの村つくで 改訂版)
天気の良いを期待していましたが,朝から曇り空で,肌寒い一日でした。
気温は低くはありませんが,“冬が戻った”感じのする日でした。
郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「6 作手村のうつりかわり」からです。
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1 作手村のあけぼの
狩りや採集のくらし
あさひさんの家の畑から矢じりが出てきました。あさひさんは,大昔の作手村の様子について調べてみることにしました。
作手の遺跡と縄文土器
作手村には,かなり前から人が住んでいたようです。1万年以上も前の人が使っていた尖頭器や物をたくわえたり,にたりすることができる土器などが見つかっているからです。
作手の縄文時代の遺跡は,菅沼の田ノ口,守義の道貝津,高里の木戸口,戸津呂の小金沢,高松の大屋貝津,田代の広畑,荒原の長者屋敷などが知られています。
遺跡のあった場所は,南向きで日当たりがよく,水の使がよい所です。そのころは,たて穴往居とよばれる家に住んでいました。
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注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で
注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。