集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『水上ノート 東大No.1頭脳が作った究極の「知力アップ」テキスト』(水上颯・著)

花0427。 よい天候が続いていますが,「明日から雨が…」と予報が伝えています。屋外の活動を大事にして過ごしました。  今日,グループのWord文書をクラウドに置いて,20人程で“編集”しました。特別な説明せずに始めましたが,スムースに始められました。ただし,PCやスマホはBYOD(Bring Your Own Device)ですので,スマホの人の中に「アプリがない…」という状況になった人がいました。(ブラウザで対応できたのですが,スマホはアプリを要求しました。)  書込みでは,“混雑”して,「あれっ,どこだ」と自分の書いている行を見失うこともありましたが,皆の考えが書かれた“意見交換の資料”が整いました。  学校の“オンライン学習”では,専用のソフト・アプリで行われるのでしょうが,特別なソフト・アプリでなくても十分な意見交流ができ,資料が作成できそうです。  地域の活動でも,高齢者が利用するのも難しくなさそうでした。いろいろな発見のある“クラウド利用”でした。  久しぶりに訪れた図書館の書架で『水上ノート 東大No.1頭脳が作った究極の「知力アップ」テキスト』(KADOKAWA・刊)が目に入りました。  TV番組『東大王』で活躍したクイズプレイヤー 水上颯氏の本で,2020年3月27日に発行されています。  著者は,昨年3月に番組“卒業”し,現在は“研修医”として臨床研修に励んでいます。(と思われる)
 毎日「コツコツ」と学ぶ。知識は「結びつける」もの。「一人きり」では勉強しない。水上颯の「知識を深めていく」マル秘メソッドが満載!門外不出の情報(知識)がついに解禁!受験生のための「勉強法」、教養を「学び直し」たい人達、新クイズ王を目指して「新たな知識を手に入れたい」マニアまで必読の1冊。  クイズとは「知識を深めるもの」、クイズを学べば日常生活で役立つ知識が自然と身につく!「東大クイズ研究会の後輩だけに残す」つもりだった、著者のこれまでの学びの記録をまとめたノートを一般向けに公開!ビジネスパーソンの“学び直し”が面白いほどラクになる!
 題名から,“彼のノート” が公開され,その“知の源”に触れられるかと思いましたが,少し違っていました。  出版社の紹介文にある“メソッド”や“勉強法”は,クイズ番組で勝利するためのもので,全体としては“クイズ本”という印象でした。  「クイズを楽しむ」気持ちで手に取るとよいでしょう。  本書は2部構成になっており,第1部は“知力を高める水上流メソッド”が綴られ,第2部は5つの“解説とクイズ”です。
  クイズは「わかる」×「わからない」が面白い (1) わかる問題からわかる答えを聞く  「わかる」×「わかる」 (2) わからない問題からわかる答えを聞く  「わからない」×「わかる」 (3) わかる問題からわからない答えを聞く  「わかる」×「わからない」 (4) わからない問題からわからない答えを聞く  「わからない」×「わからない」
 著者は「わかる」×「わからない」が一番面白いと言い,具体的な問題を示しながら説明しています。  「なるほど。確かに…」  この視点でクイズ番組を見ると,楽しみ方が変わってきそうです。そして,問題を考える時の視点も変わります。  クイズ王を目指すなら,第1部は必読です。  クイズを楽しむなら,第2部で得意な分野から挑戦がお勧めです。  あなたも,水上氏と一緒に「クイズ王」に歩み出しませんか。
   目次 はじめに 第1部 クイズを学べば世界が広がる  暗記ものは文脈で覚える/クイズはどこまでも広がっていく/クイズ番組によく出る形式とは?/知識がいるクイズ,いらないクイズ/出題者は解答者に正解してほしい/クイズを解く人はクイズをつくる人でもある 他 第2部 ジャンル別「知力アップ」テキスト  第1章 芸術家・建築  第2章 料理・スポーツ  第3章 政治・科学者  第4章 言葉・記号  第5章 雑学・その他 おわりに