『水上ノート 東大No.1頭脳が作った究極の「知力アップ」テキスト』(水上颯・著)
よい天候が続いていますが,「明日から雨が…」と予報が伝えています。屋外の活動を大事にして過ごしました。
今日,グループのWord文書をクラウドに置いて,20人程で“編集”しました。特別な説明せずに始めましたが,スムースに始められました。ただし,PCやスマホはBYOD(Bring Your Own Device)ですので,スマホの人の中に「アプリがない…」という状況になった人がいました。(ブラウザで対応できたのですが,スマホはアプリを要求しました。)
書込みでは,“混雑”して,「あれっ,どこだ」と自分の書いている行を見失うこともありましたが,皆の考えが書かれた“意見交換の資料”が整いました。
学校の“オンライン学習”では,専用のソフト・アプリで行われるのでしょうが,特別なソフト・アプリでなくても十分な意見交流ができ,資料が作成できそうです。
地域の活動でも,高齢者が利用するのも難しくなさそうでした。いろいろな発見のある“クラウド利用”でした。
久しぶりに訪れた図書館の書架で『水上ノート 東大No.1頭脳が作った究極の「知力アップ」テキスト』(KADOKAWA・刊)が目に入りました。
TV番組『東大王』で活躍したクイズプレイヤー 水上颯氏の本で,2020年3月27日に発行されています。
著者は,昨年3月に番組“卒業”し,現在は“研修医”として臨床研修に励んでいます。(と思われる)
毎日「コツコツ」と学ぶ。知識は「結びつける」もの。「一人きり」では勉強しない。水上颯の「知識を深めていく」マル秘メソッドが満載!門外不出の情報(知識)がついに解禁!受験生のための「勉強法」、教養を「学び直し」たい人達、新クイズ王を目指して「新たな知識を手に入れたい」マニアまで必読の1冊。 クイズとは「知識を深めるもの」、クイズを学べば日常生活で役立つ知識が自然と身につく!「東大クイズ研究会の後輩だけに残す」つもりだった、著者のこれまでの学びの記録をまとめたノートを一般向けに公開!ビジネスパーソンの“学び直し”が面白いほどラクになる!題名から,“彼のノート” が公開され,その“知の源”に触れられるかと思いましたが,少し違っていました。 出版社の紹介文にある“メソッド”や“勉強法”は,クイズ番組で勝利するためのもので,全体としては“クイズ本”という印象でした。 「クイズを楽しむ」気持ちで手に取るとよいでしょう。 本書は2部構成になっており,第1部は“知力を高める水上流メソッド”が綴られ,第2部は5つの“解説とクイズ”です。
クイズは「わかる」×「わからない」が面白い (1) わかる問題からわかる答えを聞く 「わかる」×「わかる」 (2) わからない問題からわかる答えを聞く 「わからない」×「わかる」 (3) わかる問題からわからない答えを聞く 「わかる」×「わからない」 (4) わからない問題からわからない答えを聞く 「わからない」×「わからない」著者は「わかる」×「わからない」が一番面白いと言い,具体的な問題を示しながら説明しています。 「なるほど。確かに…」 この視点でクイズ番組を見ると,楽しみ方が変わってきそうです。そして,問題を考える時の視点も変わります。 クイズ王を目指すなら,第1部は必読です。 クイズを楽しむなら,第2部で得意な分野から挑戦がお勧めです。 あなたも,水上氏と一緒に「クイズ王」に歩み出しませんか。
目次 はじめに 第1部 クイズを学べば世界が広がる 暗記ものは文脈で覚える/クイズはどこまでも広がっていく/クイズ番組によく出る形式とは?/知識がいるクイズ,いらないクイズ/出題者は解答者に正解してほしい/クイズを解く人はクイズをつくる人でもある 他 第2部 ジャンル別「知力アップ」テキスト 第1章 芸術家・建築 第2章 料理・スポーツ 第3章 政治・科学者 第4章 言葉・記号 第5章 雑学・その他 おわりに