『マンガでわかるファシる技術』(龍造寺慶・著/船川淳志・監修/深山雪男・イラスト)
天気がよく暑さを感じる日でした。
教育や授業などの話でも聞くことが多くなった気のする言葉の一つに「ファシリテーション」があります。
ファシリテーション(facilitation)とは、人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすること。 集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習等、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きを意味します。 その役割を担う人がファシリテーター(facilitator)であり、会議で言えば進行役にあたります。(ファシリテーションとは - FAJより)新しい事柄・用語ではないと思いますが、社会が“縦”から"横・ネットワーク”型の社会へと変化するにつれて、注目されてきた気がします。 新学習指導要領で 「主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)」が言われるなか、教育・学校でも話題となり、研修にも取り入れられているようです。 Kindleに入れてあった『マンガでわかるファシる技術(Futaba Culture Comic Series)』(双葉社・刊)を移動の車内で読みました。
WEBで大好評のビジネスコミック『マンガでわかる 必ず伝わる! ロジカル会話術』待望の第二弾! 今度のテーマは様々な会議や話し合いで「最善のアウトプット」を導き出す、ファシリテーションの技術。 老人ホームを舞台に主人公さつきの活躍を追うに連れ、「ファシる技術」が身につくマンガ版ファシリテーション入門の決定版!ファミレスチェーンの中堅社員 三上さつきが、不採算店復活の手腕を買われ“自立型介護施設 まほろばの郷”に赴任しました。その施設で起こるトラブルを、研修したファシリテーションの学びを生かし“ファシリテーターとして解決に臨みます…。 三上さつきの“ファシリテーター”として対応、動きに、謎の入居者 堤全次郎が助けを出し、トラブルが解決に向かいます。 まほろばの郷で起こるトラブルに対処していく三上さつき、堤全次郎の行動と言葉から、ファシリテーションの基礎を学べます。 また、章末のにある解説で、章のテーマについて、さらに深く説明しています。 そして、解説の後に1ページのColumnがあり、“「ファシる」クイズ”を下部に付け、内容を広げています。 ファシリテーションに関心や興味をもった方、マンガで学んでみませんか。 ファシリテーションを知っている、学んだという方は、三上さつきの行動や言葉に、マンガとは別の“助言”を考えてみてはいかがでしょう。
目次 はじめに 登場人物紹介 プロローグ 「騒音トラブルをファシる!」 第1章 「スタッフとの人間関係もファシる!」 第2章 「住民トラブルをファシるには?」 第3章 「立場が上の人とファシる時は…」 第4章 「ファシジャックがあらわれた!」 第5章 「状況は最悪……どうファシる?」 おわりに【関連】 ◇船川淳志公式サイト ◇深山雪男 (@miyamayukio)(Twitter) *TikTokで「ファシリテーション」を検索 *YouTubeで「ファシリテーション」を検索