集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

作手村歴史民俗資料館 (作手の名勝と史跡めぐり)

花0428。 朝から雨の降る日になりましたが,強く降ることはなく,時折小雨が降る程度でした。持って行った傘を使うことはありませんでした。  『作手の名勝と史跡めぐり』(発行1997年?)からです。 ********     作手村歴史民俗資料館  作手村の中央部の歴史探訪の第一歩をしるすためのスタートはここが一番分かりやすい。作手村の中心地であり,作手村役場のすぐ隣にお城を模した建物であるからすぐ分かる。  作手村役場が総合庁舎として現在のところに建設されたのを機会に,旧役場庁舎を改造し資料館として開館した。  その後,昭和58年現在の資料館が完成した。延床面積582m2あり,一階には,昔の作手の農家を再現したものがある。実物大のものであり,中に展示されているものは作手村中から収集された物であり一見の価値がある。ひときわ目を引くのが『長の山湿原』のジオラマである。『長の山湿原』は数多くの貴重な植物が自生していたり,小さなトンボとして知られる「ハッチョウトンボ」がとびかっている。その道に造詣の深い方には興味のある展示であろう。 資料館0428。 二階には,古くから使われていた農作業・山林作業の道具等が展示されている。隣接して作手村に江戸時代から伝わる農村歌舞伎の実物大の人形が「義経千本桜」の名場面を舞台の上で演じている。  もう一度一階に降りて,作手村の地形模型を参考にして,村の概要をしっかりと頭の中に入れておかれるとよいだろう。とくに,これから見学しようとする場所の位置関係を把握しておくと都合がよい。  なお,この資料館の開館は午前9時より午後5時までで,土・日曜・祝日は閉館をしている。ただし,6月から11月までは日曜日も開館している。  さて,大体の予定ができたら,自動車で廻るか,徒歩で一巡りをするか思案をしていただきたい。健脚の方で気候がよければ,半日ぐらいをかけてゆっくりとまわるのもよいだろう。途中持参の弁当などを広げて,ゆっくりしたリズムでハイキング気分でもよし,お子様づれで一日かけてまわるのも家族サービスになるだろう。  自動車でまわられる方は,要所要所にはたいてい五・六台置ける駐車場もあるので,そこを起点として目的の場所に行くのもよいだろう。  但し,トイレのある所が少ないため,この資料館ですませておこう。  さあ,出発しよう。 あなたは車? それとも歩き? ******** 注) 現在,作手歴史民俗資料館の開館時間は「午前10時から午後3時まで」で,休館日が「毎週火曜日」となっています。   ◇作手歴史民俗資料館新城市
地図0424。 ※地図をクリックすると拡大表示します。
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