ハッシュタグで問合せ。『コンジュジ』(木崎みつ子・著)
早朝まで雨が降っていましたが,“予報通り”に雨が上がり,晴れた日になりました。
地面は湿っていますが,屋外で気持ちよく活動できる天候でした。
先日,花の名前が分からなくて,Twitterで「#オラ草が知りてぇ」を付けて尋ねました。
ツイートすると,ほどなくして
○○の仲間だな! こいつの正確な名前を知るには、その薄緑のペラペラをひっぺがえしたり色々しねぇと難しい…なかなか奥が深ぇやつなんだ! こまけぇことを気にしねぇなら○○とか○○とか呼んでやるといいと思うけど、こまけぇ種類を調べてみてもおもしれぇかもな!との返信がありました。ありがとうございました。 奥が深く,興味深い植物のようです。詳しく観察し,さらに調べてみたいと思います。 学校で,子供達が“1人1台端末の利用”をしていくなかで,今回のような調べ方も,上手く使っていくのでしょう。 学び方が広がっていきます。学ぶ楽しさも広がっていきます。 第164回芥川賞候補の『コンジュジ』(集英社・刊)を読みました。 表紙を開くとすぐに,
せれながリアンに恋したのは,もう二十年も前のことだ。せれなは現在三十一歳,リアンは生きていれば六十二歳になる。と始まります。 「せれな」が主人公のようで,すでに亡くなっている「リアン」との恋が描かれのでしょう。 5年をかけて書き上げたデビュー作が芥川賞候補となった話題の作品ですが,芥川賞は苦手なようです。 130回受賞作『蛇にピアス』(金原ひとみ・作)で感じた"もの”と似たものがあり,力作だと思いますが,「琴線に触れた…」との評にはなりませんでした。
二度も手首を切った父、我が子の誕生日に家を出て行った母。 小学生のせれなは、独り、あまりに過酷な現実を生きている。 寄る辺ない絶望のなか、忘れもしない1993年9月2日未明、彼女の人生に舞い降りたのは、伝説のロックスター・リアン。 その美しい人は、せれなの生きる理由のすべてとなって…… 一人の少女による自らの救済を描く、圧巻のデビュー作。せれなの"境遇”,それに立ち向かい"生きる姿”,その"強さ”に,あなたの明日は…。 【関連】 ◇芥川龍之介賞(公益財団法人日本文学振興会 - 文藝春秋) 【おまけ】 今日(4月7日)は,「鉄腕アトム誕生日」。