集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

ハッシュタグで問合せ。『コンジュジ』(木崎みつ子・著)

花0407。 早朝まで雨が降っていましたが,“予報通り”に雨が上がり,晴れた日になりました。  地面は湿っていますが,屋外で気持ちよく活動できる天候でした。  先日,花の名前が分からなくて,Twitterで「#オラ草が知りてぇ」を付けて尋ねました。  ツイートすると,ほどなくして
 ○○の仲間だな!  こいつの正確な名前を知るには、その薄緑のペラペラをひっぺがえしたり色々しねぇと難しい…なかなか奥が深ぇやつなんだ!  こまけぇことを気にしねぇなら○○とか○○とか呼んでやるといいと思うけど、こまけぇ種類を調べてみてもおもしれぇかもな!
との返信がありました。ありがとうございました。  奥が深く,興味深い植物のようです。詳しく観察し,さらに調べてみたいと思います。  学校で,子供達が“1人1台端末の利用”をしていくなかで,今回のような調べ方も,上手く使っていくのでしょう。  学び方が広がっていきます。学ぶ楽しさも広がっていきます。  第164回芥川賞候補の『コンジュジ』(集英社・刊)を読みました。  表紙を開くとすぐに,
 せれながリアンに恋したのは,もう二十年も前のことだ。せれなは現在三十一歳,リアンは生きていれば六十二歳になる。
と始まります。  「せれな」が主人公のようで,すでに亡くなっている「リアン」との恋が描かれのでしょう。  5年をかけて書き上げたデビュー作が芥川賞候補となった話題の作品ですが,芥川賞は苦手なようです。  130回受賞作『蛇にピアス』(金原ひとみ・作)で感じた"もの”と似たものがあり,力作だと思いますが,「琴線に触れた…」との評にはなりませんでした。
 二度も手首を切った父、我が子の誕生日に家を出て行った母。  小学生のせれなは、独り、あまりに過酷な現実を生きている。  寄る辺ない絶望のなか、忘れもしない1993年9月2日未明、彼女の人生に舞い降りたのは、伝説のロックスター・リアン。  その美しい人は、せれなの生きる理由のすべてとなって……  一人の少女による自らの救済を描く、圧巻のデビュー作。
 せれなの"境遇”,それに立ち向かい"生きる姿”,その"強さ”に,あなたの明日は…。 【関連】   ◇芥川龍之介賞(公益財団法人日本文学振興会 - 文藝春秋) 【おまけ】  今日(4月7日)は,「鉄腕アトム誕生日」。