集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

秋分の日。彼岸の中日。あとがき (続 つくで百話)

甘泉寺0922。 今日は,二十四節気の一つ「秋分」です。昼と夜の長さが等しくなります。  そして,国民の祝日の一つ「秋分の日」,「祖先をうやまい,なくなった人々をしのぶ日」として1948年に法律で制定されました。  菩提寺彼岸法要にお詣りしました。先祖に感謝の一日でした。  「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉もあるように,季節の変わり目でもあります。服装などを整え,体調を崩さないように過ごしましょう。  『続 つくで百話』(1972・昭和47年11月 発行)の「あとがき」です。  この原稿が『続 つくで百話』の最後項となりますが,声に応えて『続 つくで百話 新輯版』が発行されています。次回から,巻頭等に追加された原稿を紹介します。 ********     あとがき  今回続つくで百話の刊行にあたりましては,村内あちこちの皆様方から温かいご協力を得ましたことを厚くお礼申しあげます。また郷土史の権威であらせられる設楽町の沢田久夫先生が,多年に渉る作手村の古城址調査研究の結果をご寄稿下さいましたことは,本書に千釣の重きを加えられましたものと深く感謝している所でございます。  沢田久夫先生にとっては,作手の古城址研究は,第二義的の主題でありましたが,苟しくも事を忽がせにしないという先生のご性格から,前后四回にも渉って出張せられ,研究調査されたものを集成されたのであります。今回のご執筆は,極く短時日の間に,お願いしたものでありましたが,豊富な資料と卓越した見識をもって執筆されましたので,読者諸氏は興味津々たる行文の間に考古学の滋味を満喫されたことと思います。  承りますと,沢田先生が,考古学や郷土史の研究にとりくまれてから,すでに四十年の歳月が経過しているとのことでございます。この四十年の年輪が,先生を今日の確固不動の地位に押しあげ,優れた後継者をも育成されることにもなったものと思います。私は今冬以来二回ばかり同志と共に先生のお供をして,村内の古城址を尋ね回る機会をもちました。その同志の中に優秀な天分に恵まれた青年学究をみいだしたことを心強く思っております。わが村にも,このような人物が埋もれているのですから,これらの人々を守り育てて,作手の民俗研究の機運を盛りあげて 頂きたいものと考えております。  わが村の合同庁舎が新築落成し,輝やかしい将来への第一歩を踏みだすことになりましたこの秋,本会も,温故知新のよすがにもと,この小著を皆様方へ,お贈りできますことを深く喜びとするものであります。   昭和四十七年  錦秋吉日  作手高原文化協会同人  峯田通俊 ********  注)これまでの記事は〈タグ「続つくで百話」〉で  注)『つくで百話』の記事は〈タグ「つくで百話」〉で台風情報】 ◇台風12号(ドルフィン・DOLPHIN)
台風0922。
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