集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「続 つくで百話」新輯版の喜び (続 つくで百話 新輯版)

花0923。 台風12号の影響で,雨が強く降ることを心配していましたが,日中は雨が降らず屋外の活動も支障なくできました。  NHK Eテレ100分 de 名著」は,今,「ロビンソン・クルーソー」などの作者 ダニエル・デフォー(1660- 1731)の『ペストの記憶』(英国十八世紀文学叢書)を取り上げています。  ロンドンの人口の2割が死亡したというペスト大流行(Great Plague of London)の体験を後世の教訓にしようと、膨大な資料を駆使して小説化した作品です。  作品に描かれる社会のようすと,現在の新型コロナ禍と重ねながら,パンデミックとの向き合い方,危機管理のあり方など,いろいろ考えました。  次回,最終回。楽しみです。  『続 つくで百話 新輯版』(1979・昭和54年9月 発行)からです。 ********     「続 つくで百話」新輯版の喜び             環境庁長官 国務大臣  上村千一郎  先頃の統一地方選挙では,地域政治とか,地方時代とか,地域主導,地方自立を唱える声が多く,ことさらに紙面にとり上げられていました。  文化面においても,地方文化,地域の文芸的活動が話題になり,注目されるようになって来ました。  これらは,当然のことであり,今さらの感がいたしますが,喜ぶべき傾向であります。  私たちは「むら」の人間であります。「むら」に生まれ「むら」に育っていながら,ややもすると,多様化し,大衆化した今日の社会生活の表面に浮流してしまって,「むら人」であることを忘れていることがあります。  むらの風土,むらの風俗,むらの情操は,私共の血肉の中にとけ込んで,それぞれの人を形成していることは否定できません。  作手高原文化協会の方々が,「つくで百話」三巻にわたって,集録され,刊行されたことは,本当に嬉しいことであり,ありがたいことであります。  私たちは,自分の顔や,肌の色は見ることができますが,自分の情操の曲折や血脈の色は,「つくで百話」のようなものがあって,知ることができるのだと思います。  このたび,復刻されることは,当地方のみでなく,民俗文化の面からも,またいろいろな点で,見直しの時ともいうべき今日,誠に時期を得たこ乏であります。  権田さん,峯田さんを始め,関係者皆様の御骨折に,深く感謝申し上げます。 ********  注)これまでの記事は〈タグ「続つくで百話」〉で  注)『つくで百話』の記事は〈タグ「つくで百話」〉で台風情報】 ◇台風12号(ドルフィン・DOLPHIN)
台風0923。
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