集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「親父の小言」。

親父の小言0905。 台風の影響が心配されますが,当地は朝から天気がよく暑い一日でした。  食事をした店の部屋に『親父の小言』の額がありました。読んでみると「なるほど…」「大事だな…」「ちょっと無理かな…」という言葉が並んでいました。  調べてみると,出典は,福島県浪江町大聖寺の青野暁仙和尚が,折に触れ語っていた言葉で,昭和30年代半ばに広まり話題となったもののようです。  それが,さまざまなところで引用され,少しずつ違った言葉にもなっているようです。  店にあった言葉も,揮毫した方(嶺城さん?)によるものになっているようでした。 ===============    『親父の小言』 朝きげんよくしろ   火は粗末にするな 人には腹を立てるな   風吹きに遠出するな 恩は遠くからかへせ   年寄りはいたわれ 人に馬鹿にされていろ   子の云うこと八九きくな 年忌法事をしろ   初心は忘れるな 家業には精を出せ   借りては使うな 働いて儲けて使へ   不吉は云うべからず 人には貸してやれ   難渋な人にほどこせ 女房は早く持て   義理は欠かすな ばくちは決して打つな   大酒は呑むな 大めしは喰うな   判事はきつく断れ 自らに過信するな   貧乏は苦にするな 火事は覚悟しておけ   水は絶やさぬようにしろ 戸締まりに気をつけろ  怪我と災は恥と思へ 拾はづ届け身につけるな   小商もの値切るな 何事も身分相応にしろ   産前産後を大切にしろ 泣きごとは云うな  万事に気を配れ 神仏はよくい拝ませ  病気は病気は仰山にしろ 人の苦労を助けてやれ   家内は笑うて暮せ 相馬藩大聖寺暁仙僧正為一家繁栄胎之           嶺城 ===============  いかがですか。  今の時代には“気になる”こともあるでしょうが,言葉に込められた“思い”は,今もこれからも大切にしたと思いました。  また,通路には,永六輔さんの作詞した『生きているということは』の言葉が飾られていました。
生きているということは  誰かに借りをつくること 生きていくということは その借りを返してゆくこと   誰かに借りたら   誰かに返そう 誰かにそうしてもらったように 誰かにそうしてあげよう 人は一人では  生きてゆけない 誰も一人では  歩いてゆけない
 美味しい食事をいただきました。ごちそうさまでした。 【話題「コロナニュース」】  以前に紹介したことがありますが,公立陶生病院 感染症内科の武藤義和先生が作成する「今週のコロナニュース」です。  これを読むと,ニュースや情報番組の“わちゃわちゃする”情報に,落ち着いて向かい合える気がします。  先日,最新号が公開されました。   ◇「今週のコロナニュース 令和2年9月3日」(公立陶生病院 感染症内科 武藤義和先生 作成)
   第3波はじゃあどうすりゃいいの?? だからやることなんて以下の通り!! ・“3密の回避、手洗い、social distance、距離が取れないならマスク“の徹底。 ・体調が少しでも悪ければ仕事や食事、遊びに行かない。 ・感染者や施設をことさらに公表しない、誹謗中傷しない
 5月のニュースでは,マスクを着ける理由の変化などに触れた後,次の文章がありました。
 よく“いつ収束しますか”と聞れれますが、言いたくても言えなかったのは“マスコミが興味をなくしたときが収束です”という言葉です。インフルエンザは毎年1万人が関連死しても大きく取り上げない。社会それを許容してるかどうかなんですよね。
 今週,“新型コロナウイルス”への関心は小さくなっています。新たな陽性者が減っていることもありますが,それ以上に…。  次の資料は97ページ(スライド)ありますが,新型コロナウイルスについて分かりやすくまとめられています。   ◇「新型コロナウイルスのNow!! 第2波 令和2年7月26日」(武藤義和先生 作成)  「今週のコロナニュース」は,次のサイトで公開されます。これまでのニュースも読むことができます。   ◇CATEGORY 一般公開(コロナ制圧タスクフォース) 【再掲】   ◇新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について文部科学省) 【関連】   ◇これは無理って思う 居酒屋のトイレに貼ってある「親父の小言」ランキングTOP38(2015/07/03 gooランキング)