「ないもの以外はすべてある」と。
朝,激しい雨が…。 岐阜県,長野県に,特別警報が発令され,被害が出ているようです。
当地も,予報通りに,このまま大雨が続きそうでした。
景色が白く煙る雨でしたが,昼前に小雨になり止みました。久しぶりに部屋の窓を開けて風を通すことができました。
夕方には,再び雨が降り出しました。もう雨は遠慮したいのですが…。
先日,学校ホームページに「ないもの以外はすべてある」との記事がありました。
聞いたことがある言葉のような気もしますが,マンガ「キン肉マン」に登場するラーメンマンの言葉だそうです。
キン肉マンに「よくこんな地図があったなあ」と言われ,ラーメンマンが「中国4000年の歴史は素晴らしい。ないもの以外は全てあるんだ」と返したなかの言葉です。
ホームページの記事では,この言葉を紹介し
「ないもの以外はすべてある!」 非常に奥の深い言葉だと思います。 私たちは、普段から、「お金が足りない」「時間が足りない」「愛情が足りない」などと、思いがちです。 いつも「ない」ほうばかり、見てしまっているのです。 だから「ない」のです。 「ある」と見るか、 「ない」と見るかで、 目の前の現実が大きく変わります。と,ものの見方を語りかけていました。 「ある」ことを並べてみると,いくつも出てきませんか。 幸せを感じます。 まだありそうです。 「今あるもの」に注目していくと,次の“ある”ものが見えてきます。 そして,それがやってきます。 次も幸せです。 【おまけ;言葉】 山本一力氏の小説のなかで,大門屋が「唐土の言い伝え」として語っていました。
小人は縁に気づかず。 中人は縁を生かせず。 大人は袖すり合う縁でも縁とする。先代から,人との係わりで運ぶ生業だからと叩き込まれた教訓だと,大門屋が口にした言葉です。 もう一つ。藤居寛氏(元帝国ホテル顧問)が,社員に縁を大切にしてほしいと投げかけた言葉。
小才は,縁に出逢うって縁に気づかず 中才は,縁に気づいて縁を生かせず 大才は,袖振り合う多生の縁も縁とする「柳生一族の家訓」と言われているものです。 みなさんとの“縁”に感謝します。