『ぼくを探しに』(スルヴァスタイン・作/倉橋由美子・訳)
1995(平成7)年5時46分,阪神・淡路大震災が発生し,神戸市と淡路島を中心に甚大な被害が発生しました。その日…。
今日は雨の暖かい一日でした。
あれから23年。今,心と物の備えは…。
タイトルと絵(表紙)を耳にしたり目にしたりしたことがありましたが,『ぼくを探しに』(講談社・刊)を読んだのは初めてかもしれません。
横に引かれた線で始まり,題名ページに続き
だめな人と(those who didn't fit) だめでない人のために(those who did fit)と始まります。 主人公(?)が「何かが足りない」と,探しに出かけます。 転がりならが,歌いながら,お話しながら… 「足らないもの」「探しているもの」は,主人公が「顔」だとすれば「口」のようです。 読み進むと,それは…。 最期は横線だけですが,その前に出てくる言葉の最後は
「ぼくはかけらを探してる たりないかけらを探してる ラッタッタ さあ行くぞ 足りないかけらを探しにね」でした。 あなたも“探し”にでかけますか。