『いちねんせい』(谷川俊太郎・詩/和田誠・絵)
予報通りに“雨”の日になりました。朝は「雨かな…」とわずかに感じるほどでしたが,急に強く降りだしました。そのまま降り続けるかと心配しましたが,午後までは傘をさすこともない天候でした。
今日は,小学校の入学式でした。
「ピカピカの一年生」が,元気に返事をし“大きくなった姿”を在校生や保護者,参列者に見せていました。
ご入学,おめでとうございます。
小学1年生に読んでほしい絵本の一つ『いちねんせい』(谷川俊太郎・詩/和田誠・絵/小学館・刊)です。
谷川氏の詩を,和田氏が描いた“世界”で味わいながら,子供達が“楽しい学び”を感じとってくれると思います。
絵本は「あ」から始まります。
あ せんせいが こくばんに あ と かいた あ びっくりしてるみたい せんせが こくばんの あ を さした あ おおきなくちで うたってる せんせいが こくばんの あ を けした あ つまんない あ だいすき あ またあおうね一つの文字に,いろんな発見があります。
もしも もしもあたまが おしりだったら ぱんつは ぼうしになるだろう もしもじめんが そらだったら にじは とんねるのなかにでる もしも6が 1だったなら 6ねんせいは 1ねんせいだ もしもおかねが このはだったら ぎんこうは みどりのもりだ もしもひるまが よるだとしたら おとなだって おねしょをしちゃう もしもあなたが ぼくだったなら このうたかいたのは あなたです1年生の世界は大きく広がっていきます。 子供に,「もしも」を楽しめる生活を過ごさせたいですね。