学びのインフラ。 2-24 退勤 (新しく先生となるみなさんへ)
小雨が降り続く一日でした。
教育に関する冊子が届き、その中の記事に
子供の資質・能力を伸ばすための「学びのインフラ」が1人1台端末の見出しがありました。 子供達が端末を手にして学ぶ姿が“普通”になりました。上手い表現です。 その“インフラ”を、お子さんは使いこなしていますか? これから教員をめざす学生は、その“インフラ”を手に学んでいますか? 少し不安と心配が…。 平成の頃、新任教員に「学校のこと」「教職のこと」を紹介する冊子『新しく先生となるみなさんへ』が配付されていました。 当時とは教育を取り巻く状況が変わっていますが、若い先生や教職を目指す若者に参考となる部分もあると思います。 その冊子(平成19年度)から順に紹介していきます。 ******** 教員の一日 24 退勤 (1) 能率を上げて勤務時間内に事務処理ができるようにする。 (2) 退勤前に教室などの安全点検,身の回りの整理・整とんをする。とりわけ,教室の火気や戸締りの点検には十分注意する。また,金銭などを机の引き出しに入れたまま帰宅するようなことはしない。さらに個人情報を掲載した簿冊等は,持ち帰らず,施錠ができる引き出しやロッカー等で管理する。 (3) 交通安全に十分注意し,教員自ら交通道徳・交通ルールを守り,子供の模範となる行動をとる。 (4) 帰宅途中,子供の遊びや通学路の安全状況に留意する。 (5) 子供の危険な遊びや問題行動等を発見した場合は,直ちに指導し,上司への連絡を速やかに行い,事後の対策を考える。 (6) 家庭訪問は,事前に保護者に要点を連絡し,時間を守り,迷惑をかけないようにする。また,事前に学校の上司の了解を得るようにする。 ******** 注)これまでの記事は〈タグ「新しい先生」〉で 注2)掲載しているイラストは、学年通信(1993・1994年度)用に教員が描いたもので、冊子との関連はありません。 【関連】 ◇学校における働き方改革について(文部科学省)