2-2 朝の会(例) (新しく先生となるみなさんへ)
昨日は晴れていたのに、今日は朝から雨…。
雨に元気が出ていない早朝、職人の訃報が入りました。まず動く、無ければ造る…様々なことを“行動すること”で教えていただきました。
感謝、そして合掌。ご冥福をお祈りします。
不安定な天候、変わりやすい天候に、体調を崩しそうです。お気をつけください。
平成の頃、新任教員に「学校のこと」「教職のこと」を紹介する冊子『新しく先生となるみなさんへ』が配付されていました。
当時とは教育を取り巻く状況が変わっていますが、若い先生や教職を目指す若者に参考となる部分もあると思います。
その冊子(平成19年度)から順に紹介していきます。
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教員の一日
2 朝の会(例)
(1) 朝のあいさつ
・元気に明るく交わしたい。
(2) 健康観察
・一人一人の様子をよく観察する。
・外観だけでなく内面的な心理状態も把握する。
(3) 出欠調ベ
・欠席者や遅刻者は理由の確認をする。
・理由がはっきりしない場合は、すぐに保護者へ連絡し、理由や状況等を調べる。
・不登校の子供への対応をする。
(4) 連絡
・その日の学習計画など伝達すべきことを簡潔に話す。
・各係からの連絡もできるよう準備させる。
(5) 先生の話
・子供たちの身辺の出来事を聞いたり、子供たちの心に残る話をしたりする。
クイズとメッセージ 「やったあ。今日も当たった」 前日の帰りに、なぞなぞ係が出したクイズの解答発表の瞬間。朝の会のプログラムで,子供たちが楽しみにしていることの一つである。子供たちが「やりたい!」と言い出し、1学期からずっと続いている。 もう一つ子供たちが楽しみにしていることは、担任からのメッセージ。子供たちが登校する前に黒板に書いておくものだ。内容は、よかったこと、季節のこと、感銘を受けた詩などである。また、「みんなのことが大好きだよ」という思いも込めている。朝の会の最後に、私がメッセージを読みあげる。子供たちは、思いや感想を伝えに来たり、友達同士で言い合ったりしている。こうして、温かい雰囲気の中で一日が始まる。(平成18年度初任者)******** 注)これまでの記事は〈タグ「新しい先生」〉で 注2)掲載しているイラストは、学年通信(1993・1994年度)用に教員が描いたもので、冊子との関連はありません。