憲法記念日。 6(5-8) 戦争中のくらし (わたしたちの村つくで 改訂版)
今日は国民の祝日の一つ「憲法記念日(Constitution Memorial Day)」でした。「日本国憲法の施行を記念し,国の成長を期する」日です。
日本国憲法は1646年11月3日に公布され,翌1647年5月3日から施行されました。「憲法記念日」は,施行を記念する日です。
郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「6 作手村のうつりかわり」からです。
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5 明治から平成へ
戦争の時代
戦時中のくらし
太平洋戦争が始まると,村のわかい男の人が少なくなり,年よりや女の人たちが田や畑をたがやし,米や麦,イモなどを作って食ベ物にこまらないようにしました。小学生や作手農林学校の生徒たちも手伝いに出ました。戦争が進むにつれて,食料や生活に必要なものがますます足りなくなり,米の代わりにサツマイモやカボチャを食べ,フキやワラビなど食べられるものは何でも食料にしました。
着るものは,ほんの少しの配給品だけで,買うこともできず,古い着物を作りかえたり,やぶれてもつくろって着たりしました。
学校では,戦争にそなえて軍事教練を行いました。
終戦前には空襲をさけるために,町から作手の親類をたよって疎開してくる人が多くなり,学校の児童・生徒が急にふえました。 ********
注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で
注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。