数学の日。5(3-2) あさひさんの研究 (わたしたちの村つくで 改訂版)
暖かい日になりました。
昨日も暖かったですが,一段と気温が上がり,これまでの服装では汗が出て,上着を減らして過ごしました。
今日3月14日,数の並びから思い浮かぶのは“3.14159265…”,円周率です。
3月14日の数字の並びが,円周率の小数表記の上3桁に一致することから,「数学の日(円周率の日)」(日本数学検定協会制定)とされています。
また,国際連合教育科学文化機関(UNESCO)が,「数学の美しさと大切さ、すべての人の生活における重要な役割を担っている」ことを祝うために,3月14日を「国際数学の日(International Day of Mathematics (IDM))」として宣言しています。
◇Mathematics for a Better World, UNESCO marks International Day of Mathematics, 14 March
π = 3.1415926535 8979323846 2643383279 5028841971 6939937510 …
円周率を何桁まで覚えていますか。
みなさん,算数・数学を愉しむ日でしたか。
郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「5 作手村の自然」からです。
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3 作手村の植物
あさひさんの研究 −通学路の植物−
ぼくが通う通学路では,いろいろな植物が見られます。道の近くの沢で,野生のワサビを見つけました。図かんで調べてみると,「ワサビは冷たくてきれいな清水が流れる山間の沢に自生する」と書いてありました。5月ごろ,白くて小さい花をたくさんつけます。 6月になると,土手にササユリがうすいピンクの花をさかせます。草の緑にはえて,とてもきれいです。葉がササに似ているので,この名前がついたそうです。
7月になると,ヤマユリの大きな花から,いいかおりがただよってきます。でも,最近はイノシシに球根を食べられ,数が減ってきたそうです。ホタルブクロの赤むらさきの花は,あちこちに見られます。 10月になると,ダイモンジソウがいっせいに白い花をさかせます。しめり気のある岩場に自生していて,花の形が「大」の字に見えることから名前がついたそうです。
ほかにも,いろいろな花を見ることができます。名前が分からない植物が多いので,みなさんも調べてみてください。
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注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で
注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。