文化の日。 1(2-4-3) お茶作りがさかんな見代 (わたしたちの村つくで 改訂版)
「天高く馬肥ゆる秋」
よい天候の暖かい秋の一日でした。
今日は,国民の祝日の一つ「文化の日」でした。「自由と平和を愛し,文化をすすめる」ことを趣旨とした祝日です。
1946年(昭和21年)のこの日,日本国憲法が公布され,日本国憲法が平和と文化を重視していることから定められました。
そして,今,第75回読書週間(文化の日を中心にした2週間・10月27日〜11月9日)です。今年は『最後の頁を閉じた 違う私がいた』を標語として実施されています。
新型コロナウイルス感染者が減少し,ほっとする気分の祝日は,多くの人で観光地や商業地がにぎわったことでしょう。
“文化の秋”の一日,どのようにお過ごしでしたか。文化を味わいましたか。
郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「1 わたしたちのふるさと作手村」からです。
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2 校区の様子
谷ぞいにつづく協和地区
お茶作りがさかんな見代
あさひさんたちは,次に見代をたんけんすることにしました。スクールバスに乗って行くと,見代のバス停のすぐ横に公園がありました。公園の向こうには茶畑が広がっています。ちょうど茶つみの時期で,手でお茶をつんでいました。「つんだお茶はどうするの。」と,あさひさんは聞いてみました。「あそこへ持って行くんだよ。」教えてくれた方を見ると,えんとつからじょう気が出ている建物がありました。その建物が見代のお茶工場です。中にはたくさんの機械がありました。働いているおじさんに話を聞くと,「協和の校区にはお茶工場が多いよ。」と教えてくださいました。
調べてみると,見代のほかにも戸津呂や和田,田代,東高松などにもお茶工場があることが分かりました。見代には,製材所やみがき丸太を作っている作業場もありました。
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注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で
注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。
【関連】
◇公益社団法人 読書推進運動協議会