集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

春分の日。『楽しくなければ仕事じゃない』(干場弓子・著)

水芭蕉0320。 今日は,国民の祝日の一つ「春分の日」でした。「春分日,自然をたたえ、生物をいつくしむ」という日です。  春分に「ぼたもちを食べる」という方が多いと思います。  「いや,“ぼたもち”ではなく“おはぎ”を食べた。」という方もいるかもしれません。  蘊蓄・雑学です。“ぼたもち”と“おはぎ”は,基本的に同じもので,食べる時期の違いで,呼び方が変わります。  ぼたもちは,牡丹の季節である春の彼岸に食べるものをいい,あずきの粒をその季節に咲く牡丹に見立てたものです。  おはぎは,萩の季節である秋の彼岸に食べるもので,あずきの粒を萩の花に見立てたものです。  さらに,夏は「夜船」で,冬は「北窓」と呼び,四季ごとの呼称がある食べ物です。  “季節”を味わい“季節”を感じる。日本って素敵ですね。  社会で「働き方改革」が言われ,企業や事業所が経営の工夫をし,社員の勤務を変えています。  そこへ新型コロナウィルス感染拡大の取り組みで,在宅勤務や時差出勤も広がりました。  表紙のタイトルが「楽しく 仕事」と見える『楽しくなければ仕事じゃない: 「今やっていること」がどんどん「好きで得意」になる働き方の教科書』(東洋経済新報社・刊)です。  著者は,出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワンの社長です。  本書について
 今回,おもに若い方に向けての働き方の本である本書をまとめるにあたり,そうした「仕事に関するアドバイスなどで,一般には,やるべき正しいこととされている」ことやキーワードを挙げ,そこに,別の「視点」を持ち込んでみる,という方法をとってみた。
と「はじめに」で述べています。  “視点を変えれば世界は変わる”を提起し,人生の楽しさを最大化する方法を指南してくれます。その視点をもって日々の出来事に向き合うと,これまどと違う景色や自分が見つかります。  キャリアプラン,効率,ワークライフバランス…  仕事や働き方を話題にするとき,よく聞く10の言葉(視点)をキーワードに,著者の体験から切り込んでいきます。
 学校のテストでは,100点満点の上はない。どんなに優れた内容の100点も,ギリギリ合格の100点も同じだ。しかし,仕事は違う。
 改めて言われて気づく“あたり前”のことですが,仕事もそれで満足していたことに気づかずにいるようです。
 それはたんに,今の給料に見合った仕事をしたにすぎない。それで褒めてくださいと言われても…。  褒めるのは,あるいは,目に留まるのは,期待以上の成果をあげたときだ。
 若いみなさん,仕事ってそうなんです。  「はじめに」を読んだら,「もくじ」を見て,目についた言葉,気になった項目から読めばよいと思います。  読むまでと同じ仕事,同じ日常でも,自分の「視点」を変える(変わる)と,その景色」も「価値」も大きく変わります。  今,楽しく仕事をしていますか。
  目次 CONTENTS はじめに CHAPTER1 働く人を惑わす10の言葉1 キャリアプラン CHAPTER2 働く人を惑わす10の言葉2 効率 CHAPTER3 働く人を惑わす10の言葉3 好きを仕事にする CHAPTER4 働く人を惑わす10の言葉4 夢をかなえる CHAPTER5 働く人を惑わす10の言葉5 ロールモデル CHAPTER6 働く人を惑わす10の言葉6 ワークライフバランス CHAPTER7 働く人を惑わす10の言葉7 嫌われてはいけない CHAPTER8 働く人を惑わす10の言葉8 リーダーシップ CHAPTER9 働く人を惑わす10の言葉9 自己責任 CHAPTER10 働く人を惑わす10の言葉10 自己成長 おまけ 視点を変える 明日を変える おわりに
【関連】   ◇干場弓子/楽しくなければ仕事じゃない (@hoshibay)Twitter)   ◇干場弓子Facebook)   ◇ディスカヴァー@全社員在宅勤務中Twitter)   ◇働き方改革特設サイト(支援のご案内)厚生労働省