新城市平和祈念式典。
今朝,台風6号(ナーリー・NARI)が三重県南部に上陸しました。いつもと違う雨の降り方,風のようすですが,まだ大きな影響は出ていません。
午前中は,傘をさすことも少なくて済む天候でした。
午前中,第3回新城市平和祈念式典があり,参加しました。昨日も担当者から「台風が接近しており,中止の場合は…。」と連絡をいただいており,判断を迷われたことと思います。
式典は開催されましたが,中学生の参加は“安全のため”見合わせた(?)そうです。昨年(第2回)も台風12号の影響で中学生の対応ができませんでしたが,家族と一緒に参加した生徒の姿がありましたが,今日の会場は大人の姿ばかりでした。とても残念でした。
平和祈念式典は,
○開会のことば ○黙祷 ○市長式辞 ○献花 ○来賓あいさつ ○講演 『アジアに懸ける橋──戦後世代に何ができるか』 ○平和都市宣言唱和 ○閉会のことばと変わらぬ構成でした。 市長は,「台風が接近しているが,平和祈念式典は何とか続けていきたい(開催したい)」と願ってきて,それが開催できていることに感謝することから式辞を始めました。 「平和祈念式典が開催できた意味」「若い世代が忘れてはいけないこと」を考え,行動していくことを,式辞や来賓のあいさつが触れていました。 講演は,NPO法人ブリッジ・フォー・ピース代表理事 神直子氏の『アジアに懸ける橋──戦後世代に何ができるか』でした。 戦後世代の神氏が,「活動を始めることになったのは…」「初めて聞いた声(言葉)が…」「聞かせてもらった話が…」を語りました。 当地で育つ中学生,高校生に聞いて,知って,考えて欲しい内容でした。 昨夜,映画愛好会で『戦場のピアニスト』を観たばかりで,ポーランドで起こった“戦争”そして“ドイツ兵の行為”が,元日本兵の語る当時の姿と重なり,より強く言葉が入ってきました。 以前の戦没者追悼式を“新しい形”に変えた“市民が平和を祈念する場・時”として開催されていますが…。 追悼と先人への感謝,今への感謝,そして未来(あす)を考えた一日でした。 ありがとうございました。 【関連・参考】 ◇新城市平和都市宣言(新城市) ◇「平和都市宣言」唱和(YouTube) ◇NPO法人ブリッジ・フォー・ピース ◇NPO法人ブリッジ・フォー・ピース (@BridgeforPeace)(Twitter) ◇NPO法人ブリッジ・フォー・ピース(Bridge for Peace)(Facebook) 【追記】 ◇第3回新城市平和祈念式典(新城・勝手に応援隊) ◇7.27 新城市平和祈念式典(新城市立作手小学校)