天気予報は曇りだったのに,強く雨の降る朝でしたが,出かける途中で雨は上がり,日中は曇りで蒸し暑くなりました。
今日は「
戦没者を追悼し平和を祈念する日」(1982年
閣議決定)です。
1945年8月10日,米英中3国による
ポツダム宣言受諾を申し入れ,8月15日
無条件降伏し,
第二次世界大戦が終結しました。
1945年8月15日正午,
昭和天皇による
玉音放送によって日本が無条件降伏したことが国民に伝えられました。
この8月15日は,先の言い方よりも「
終戦記念日」あるいは「
敗戦記念日」を聞くことが多いようです。
学校教育では…。
昨年に続き,
新城市遺族会役員とともに,
愛知県戦没者追悼式に参列しました。
会場のウィルあいち(愛知県女性総合センター)に,“
受付開始”から間もなく開錠に入りましたが,すでに来賓席以外はほぼ埋まっていました。
追悼式は,
○開式の辞
○国家斉唱
○式辞(愛知県知事)
○黙祷
○天皇陛下のおことば(全国戦没者追悼式同時放映)
○追悼の辞
愛知県議会議長
遺族代表
○献花
○閉式の辞
の内容でした。
大村知事は,式辞で「
亡くなられた方への感謝,遺族の苦しみ」に思いを寄せ,産業首都として躍動しているのは
「尊い犠牲の上に」あることを忘れることのないよう話されました。
そして,平成最後の追悼式に臨み,
学んだ教訓と平和の尊さを“伝えて”いくことを言われました。
全国
戦没者追悼式会場から伝えられた
天皇陛下のお言葉では,
戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ,ここに過去を顧み,深い反省とともに,今後,戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い,全国民と共に,戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対して,心から追悼の意を表し,世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。
と言われました。
ある議員の
Twitterに,
愛知県でも平成最後の戦没者追悼式が行われ、私も参列させていただきました。
戦争を体験した世代が高齢化するなか、このような事が二度と起こらないように、私たち世代が次代を担う子どもたち世代に伝えていきたいと思います。
と書かれていました。
戦没者追悼式に参列し,英霊に感謝するとともに,「
平和の尊さを感じる」「
次代に伝える」ことについて深く考えました。
40分ほど続く献花を見ながら,大切な機会だけれども,「
若者へ伝える“こと”」は,そこから見出せませんでした。
式典の挨拶に「
若い世代に伝え…。」「
風化させず…。」と言われ,「
それは大切!」だと思いますが,「
何を」「
どのように」は見えてきません。残念だけど。
○○会,○○式典,○○会議…ではなく,
「これからの形」がありそうですが,その動きは見えません。
それを創っていくことなく,次代に伝えることは難しそうです。
今,動き出すとき。
【関連】
◇<戦後73年>遺族会、後継者不足(
中日新聞 CHUNICHI Web)