集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「おけいこ」について

桜0326。 今日も晴れの日でしたが,朝は雲が目立ちました。  徐々に気温が上がり,暖かい日になっていきました。出先では20度を超えていました。  桜をはじめ花が目立って,気持ちが“うきうき”しているような気がします。  の一日でした。  今月初めに“「一年生の終わりに」の最後(3本目)”という記事を書きました。  学級通信(1985年)を読み直すと,4つ目の記事がありました。  この記事は「“おけいこ”について」でした。
 今年度3回目です。わたしは,前にも書いたように,学習につながる「おけいこ」について気にしています。  こんな話があります。中学校での話ですが,英語の勉強が始まって,その子は塾のおかげで,よく分かります。テストも良い点です。でも,二学期になって,様子が変わってきました。テストができないのです。一学期によく分かったので,勉強をなめてしまったようです。「まだやらなくても分かる」といっているうちに,一学期から努力してきた子に,どんどん抜かれてしまったようです。  そうなると,学校で分からないところは,「塾で教えてもらえばいい」となり,それで,塾では,「明日,学校でやるところだから」となり,どちらでも,勉強しなくなってしまったようです。  塾・おけいこに,週のうち何回か通うわけですが,「教えてもらうこと」への『慣れ』が出てくるのではないでしようか。  塾。おけいこが,その子にとって,とても効果を表すことがあるとは思います。限られた期間に,集中して自分から学んだ時には,効果が表れるでしよう。それが,この子にとって,今なのかどうかは,子どもではなぐ親が判断することではないでしょうか。  「いつか,役に立つ」ということで通っていては,「教えてもらうことへの『慣れ』」が,受け身の姿勢だけを作りはしないでしようか?  やはり,この子にとって,「今,何が必要なのか」を一番考えていかなければならないでしょう。
 いかがですか。  「現在とは違う,昔の話!」と言われるかもしれませんが,“子供の時”は短く,そこで育んでおくことは変わっていないと思います。  今,学校は,それを育んでいますか。