学期末の“評価”
今日は,雨が降ったり,日が射したり,そして強い風が吹く,“荒れた天候”でした。
ニュースでも,大雨で警報や避難指示の出る地域があったり,猛暑のところがあったりと,こちら変でした。梅雨明けの報までありました。
今年の天候は,「例年のように…。」という話はできず,「○年ぶりの…。」「初めての記録…。」が続きていきそうです。
さて,明日の天候は…。
来週は7月,学校では「1学期もまとめ」が進み,「学期末の評価」を出して,子供や保護者に成績が伝えられる時期になります。
先生,まとめや評価は順調ですか。
以前,評価について「“子どもを育てる”という視点」から,次のような話を学級担任にしました。
◇子どもが一学期を振り返る◇ 「学期の反省」に書かれた内容は,その子の関心の表れです。ですから,何が書かれていてもよい。その内容は,部活動,学校行事,学習,選択……とさまざまです。 しかし,学級担任として“力を入れたこと”,担当した教科の“授業”について書かれたかどうか,自分の実践(指導・授業)を振り返る視点になると思います。無理に書かせても意味はありませんが,学期を振り返ったとき,部活動や学校行事,進路に勝り,生徒の心に残る実践がしてみたいとは思いませんか。そんな“教師の反省”ができる項目だと感じました。 さらに,「学期の反省」の下書きについて,「漢字をつかう」ことを指導したでしょうか。日記とは違い,あらたまった文章,的確な表現が求めていける機会だと思います。時間に追われた“片づけ仕事”ではなく,生徒の成長を促す機会として生かしたいと思いました。 ・習った漢字は,正しく使う。 ・文字はていねいに書く。自分の精一杯の文字で書く。 ・話し言葉でなく,書き言葉で書く。 ・敬体と常体の混在をさせず,使い分けをする。 等 ◇先生の表記◇ ○「いい」よりも「よい,良い」を ・いい勉強になった → よい勉強になった ○「頑張って」ってどういうとき ※その子にとって,精一杯だったら「頑張って」という言葉は辛くない? ○「みんなの……」でいいの ※「みんな」っているの? → 「学級の……」「班の……」「学年の……」いかがでしょうか。 こうした指導や確認はありましたか。