集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「期末終了 次に何をする」(1990年)

灯台0804。 台風5号の動きが気になりますが,今日の当地は晴れた夏の日でした。  台風の進路の予報円は大きく,どのように進むか定まりませんが,日本への影響は大きそうです。九州地方では先の大雨被害があったところでは,台風が避けてくれることを願っていると思います。  大型の台風5号(ノルー)ですが,日本に被害を出さず,恵みの雨だけを残して通過していくよう,お天道様,よろしくお願いします。  1990年7月,中学3年の学級通信に,期末テストが終わった日に,“次に向けて”を伝えました。
 今日で,期末学力診断が終わりました。21日から始まる夏季大会に向け,部活動を頑張る時になります。  学習面では,一学期中の授業への取り組み,提出物,そして,中間や期末のテスト結果から,一学期の成績が出ます。後は,それを待つだけ…。  これでは,あまりにも消極的すぎると思います。「待つだけ…」ではなく,一学期中に学習したところで,分からなかったところは,今,復習しておきたい。今,質問をして分かっておきたい。それが,たとえ一学期の成績に反映しなくとも。  出していないプリントが手元にあったら,自分の力で解いて提出したい。たとえ,それが一学期の成績に反映しなくとも。  ところで,“期末学力診断”の学習が,残念ながらも『一夜漬け』だった人。三年生として情けないことではありますが,過ぎてしまったことはしかたありません。でも,たとえ『一夜漬け』であったとしても,あなたの頭の中は,各教科の内容を理解するため,全力で活動をしたはずです。ですから,その活動中の頭を,そのまま維持していくことは,これからの役に立つはずです。  そのために取り組みは,難しいことではありません。まず,今回の期末学力診断の問題用紙を揃えます。その中で間違えたであろう問題や,分からなかった問題を,一冊のノートに問題を貼って(写して),もう一度考えるのです。それだけでよいのです。部活動で疲れた体ですから,宿題の他に,それができれば十分です。それを続けていくことができれば,次に来る40日の夏休みを自分のペースで充実させることができるはずです。  ちょっと机のまわりを整頓して,今晩,やってみませんか
 学生のみなさんは,すでに夏休みに入っていますが,1学期の学習や活動を“過ぎたこと”として切り替えてしまうのではなく,“活かす”ことを考えるとよいと思います。  学習について,「受験勉強をする」「に通う」と言うのを聞きますが,それよりも“授業”や“課題”,“テスト”を身にすることが能率もよいし,成果も上がります。  学生のみなさん,充実した1学期を過ごし,よい夏休みを過ごしていますか。