「縁起を担いで 2」(「諺・言い伝え集」より)
昨日まで“秋晴れ”が続いていましたが,夜中から“激しい雨”が降り,午後まで続きました。
明日は天気が回復するようですが,“暑い日”になるようです。
体調管理に気を付けたいと思います。
みなさん,お元気ですか。
冊子『ふるさとに生きる諺・言い伝え集 鉄は熱いうちに打て』(現・新城市立鳳来中学校・発行)から紹介する7回目です。
前回の「縁起を担いで」(「諺・言い伝え集」より)の続きです。
○朝,出かける前に針を使うな −恥をかく(急いでやったことは,どこかで「へま」が出やすい ○お盆に虫を殺すな −先祖の霊が虫等に姿を変えてこの世に帰って来ている。 ○建前で拾った餅は煮て食え −焼いて食べるとその家が火事に会う。 ○丑の日に爪を切るな −その日に切ると,爪が裂けると言われるが,意味はよくわからない。 ○夜,ほうずきを鳴らしてはいけない −「蛙」だと思って,「蛇」が来る。 ○服を着たまま「ボタン」をつけるな −恥をかく。(急いでやることは,どこかに「へま」が生じやすい。) ○冬至のあさ,最初に汲んだ水を一年とっておくと火事にならない ※今でもこの言葉は言い伝えられている。 ○蛇の皮を財布に入れるとお金がたまる −「ヤマカガシ」という名前の蛇の皮がよい。みなさんのところでは,いかがですか。 【今日の小咄】 新聞の勧誘員が訪れ,「うちの新聞とってよ。」としつこい。 すると,二歳の息子が来て,「新聞,とってあげるよ。」と言い,茶の間にあった新聞を取ってきた。 ※最近は,「勧誘員」は来るのかな。 家庭で「茶の間」と呼ぶ場があるのかな。 「新聞」を取っているのかな。 【参考】 2016/10/09 新米。「縁起を担いで」(「諺・言い伝え集」より)。 2016/10/06 「子育て・しつけ」(「諺・言い伝え集」より) 2016/09/28 「子育て・しつけ」(「諺・言い伝え集」より) 2016/09/12 「早寝,早起きは三文の得」(「諺・言い伝え集」より) 2016/09/07 台風13号が近づいて…(『「食い合わせ」って ほんとう?』) 2016/08/26 冊子「ふるさとに生きる諺・言い伝え集」