昭和の日。 6(5-6) 生活のうつりかわり (わたしたちの村つくで 改訂版)
朝のうちは曇りでしたが,降り始めると強い雨に,肌寒い一日でした。
今日(4月29日)は,国民の祝日の一つ「昭和の日」です。祝日法で「激動の日々を経て,復興を遂げた昭和の時代を顧み,国の将来に思いをいたす」とされています。
昭和時代は祝日「天皇誕生日」,1989年からは「みどりの日」になり,2007年から「昭和の日」で,「みどりの日」は5月4日に移りました。
午後,映画『浅田家!』を観ました。公開時に話題になりましたが,内容をあまり知らずに見始めました。
いろいろ考えることがありました。
ニュースが,人出の回復を伝えていました。みなさんは,どのような祝日を過ごしましたか。
郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「6 作手村のうつりかわり」からです。
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5 明治から平成へ
大正から昭和へ
生活のうつりかわり
大正の終わりから昭和のはじめにかけて,作手村の人たちの生活が変わってきました。小学校の子どもたちの服装も,着物から洋服へとしだいに変わってきました。
いろりをやめてこたつにしたり,障子のかわりにガラス戸を使い始めたり,屋根をかわらぶきにする家もでてきました。
今,私たちは電気がなくては,1日もくらせないほどになっていますが,村全体に電気が通じるには,長い年月がかかりました。
1908年(明治41年),見代に豊橋電燈株式会社が見代発電所をつくったのが,電灯がついた最初でした。これは,愛知県内でも2番目の早さです。しかし,作手全体に電灯がついたのは1956年(昭和31年)のことです。それでも,昭和のはじめには,電気が通じた地区からラジオを聞く人も少しずつでてきました。 ********
注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で
注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。
【関連】
◇浅田家!(Amazon Prime Video)
◇写真家 浅田政志のオフィシャルサイト