咲いた!! 2(2-21) 作手村の工場 (わたしたちの村つくで 改訂版)
今日は二十四節気の一つ「冬至」でした。日の力を感じる青空の綺麗な一日でした。
先日(16日)の記事で「開花」をお知らせした「はるかのひまわり(奇跡のひまわり)」の花が開きました。
◇記事;タグ「奇跡のひまわり」
小さな花ですが,寒さのなかで綺麗な花を咲かせています。
夏に取った種から芽を出し,花を咲かせました。今年2度目のひまわりの花に自然の力を感じます。
郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「2 わたしたちのくらしと働く人々」からです。
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2 村で働く人々
作手村の工場
毎朝,ゆうきさんたちが学校に行くとき,大きなトラックに出合います。
「あのトラックは,工場で作ったものを運んでいるんだよ。」
「わたしのおじいさんは,工場で働いているよ。」
「ぼくのお母さんは,内しょくで自動車の部品をつくっているよ。」
村には,いろいろな工場があります。ゆうきさんたちは,役場に行って,どんな工場があるのか教えていただきました。
村には,自動車部品を作っている工場が多いことがわかりました。
ゆうきさんたちは,清岳にある自動車部品の工場の一つを見学することにしました。
この工場では,レギュレーター(パワーウィンドウの部品)と,バックドアロックの部品をつくっています。働いている人は約70名で,そのうち,ブラジルから来た人が約30名います。
工場の中は広くてきれいでした。3台のリフトが動き回って,材料やせい品を運んでいます。仕事についての注意が,日本語だけでなく,ポルトガル語でも書かれていました。
できあがった部品が,ケースに入れられてたくさん積まれています。
工場のうらにはトラックターミナルがありました。
トラックが1日4回材料を運んできて,できた部品を積みこんで運んでいきます。部品は,豊川の工場でさらに組み立てられ,自動車工場へ運ばれていきます。自動車工場では,各地から送られてきたたくさんの部品で,自動車が組み立てられていきます。
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注)これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉で
注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。