集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

山の日。 『教師のためのプレゼンスキル』(松永俊彦・著)

青空0808。 「命に係わるような危険な暑さ…」と注意を促す予報がされていた通り,青空の広がる“暑い日”になりました。  岐阜・多治見で40.6度,全国104地点で猛暑日となったようです。  今日,久しぶりに高速道路を走りました。  県内を往復しただけですが,予想以上に空いていました。サービスエリアの駐車場もガラガラでした。  新型コロナウィルス感染の拡大するなかで“良いこと”なのでしょうが,事業者のみなさんには“辛いこと”かと。  今日は,国民の祝日の一つ「山の日」です。「山に親しむ機会を得て,山の恩恵に感謝する」という趣旨で2014年に制定され,“8月11日”がその日です。  昨年そして今年,東京2020オリンピック開催に合わせ移動しました。  昨年は“月曜日に移動”して連休としていましたが,今年は“日曜日に移動”し翌日は振り替え休日です。  何となく不自然な…。なぜ…。  気にしてはいけないのかも…。  東京2020オリンピックは今日閉幕し,次に東京2020パラリンピックが8月24日(火)に開幕します。平日ですね…。  気にしてはいけないのかも…。  新型コロナウィルス感染の拡大は…。  新刊書のオーナーで「教師のための…」が目について手にした『教師のためのプレゼンスキル 授業も学級経営も「伝え方」次第ですべてうまくいく』(明治図書・刊)です。  題名にある「プレゼン」から,発表や講演などの場面をイメージしましたが,“授業で先生が話す”ときの「スキル」が述べられていました。
 人に伝えるためには、まず「心を動かす」こと。心が動けばあなたの声は自然と相手に届きます。ではどうすれば、子どもや保護者の心を動かす話し方・伝え方ができるのか。立ち姿から資料づくりまで、プレゼンのスペシャリストが「正しく伝える」ための技術を伝授します。
 第1章の「対子ども編」に多くの紙面が割かれ,そのスキルは,古い(年寄?)教員には“あたり前”のことであるかと思いますが,それを整理して述べられています。  各章の最後に「第○章 まとめ」があり,これを先に読み,気になる項目をていねいに読むのも分かりやすいかもしれません。  若い先生に,子供への指導や保護者の対応を,振り返り,考える機会を与えてくれる一冊です。  先生,いかがですか。  章のまとめから
○ 授業開始から10分間で,子どもの興味を引き出そう ○ 非言語情報を駆使した伝え方で,子どもたちの集中力を高めよう ○ 教師自身が,魅力的な大人の背中を子どもたちに見せよう ○ クラスの中に,ヒーロー,ヒロインをつくろう ○ 褒める機会は,意図的につくりだそう ○ 教師は,五者(医者,学者,易者,芸者,役者)であれ ○ 自分が話したいことではなく,相手が聞きたい話を想像しよう ○ クレームがあった場合は,対応と対策を分けて考えよう ○ 「その資料を何のためにつくるのか?」目的を明確にしよう ○ 資料の中の不要な情報は,極限まで削除しよう
   目次 教師の言葉は,子どもの人生を左右する 序章 人の心を動かす伝え方とは 第1章 教師のためのプレゼンスキル 対子ども編 第2章 教師のためのプレゼンスキル 対保護者編 Column 職員室での会話でも,プレゼンスキルを使ってみよう 第3章 教師のためのプレゼンスキル プリント・資料づくり編 この本を手に取ってくださったすべての先生へ
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