集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

立秋。新技術体験。 3.(2-1) のびなやむ林業 (わたしたちの村)

稲0807。 今日は,二十四節気の一つ「立秋」です。  暦の上では,「今日から秋」ですが,しばらく厳しい“残暑”が続きます。一年で最も暑い時期となります。  暑さに気を付け,新型コロナウィルス感染予防に努め,元気に過ごしましょう。  午後,つくで交流館で行われている「びっくり!新技術体験」に出かけました。  健康チェックやロボット遠隔操作,VR体験など,多くの人が楽しそうに参加していました。  最後のパネルディスカッション「新技術と地域の可能性」では,地域の方の声を聞き,地域と大学の“協働”で描き,築かれる“これから”が語られました。  楽しい体験ができました。ありがとうございました。  郷土読本『わたしたちの村 つくで』(1995・平成7年 改定発行)の「三、作手村の産業」からです。 ******** 間伐材0807。    (二) のびなやむ林業    1 村を支えてきた林業  わたしたちの村の大部分は森林です。太平洋戦争後,建物の材料やエネルギーとしてたくさんの木が必要となり,値段が急に上がりました。そのため,村内の木は大量に切り出され,山はあれはててしまいました。その後,森林の再生をめざして,苗木を植える活動が始まりました。  1955(昭和30)年ごろから,木炭に代わってガスが使われ始めました。また,安い外材が輸入されると,国産の木材はあまり売れなくなりました。林業をしている人たちは,外材に負けないように,「量より質」を目ざすようになりました。枝打ちをしっかりと行い,節の少ないヒノキやスギを育てました。また,間伐材を利用した,『みがき丸太』の生産もさかんになりました。 丸太0807。 こうして,林業は非常にさかんになり,1971(昭和46)年には,生産高が二億九〇〇〇万円にまでなりました。これは,村全体の60パーセントをしめており,いかに大切な産業だったのかがよくわかります。 ********  注)これまでの記事は〈タグ「わたしたちの村」〉で  注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。  注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。 【関連】   ◇新城市つくで交流館Facebook)   ◇つくでシャレットワークショップ「びっくり!新技術体験」に参加しよう!!(つくでスマイル)   ◇奥三河メディカルバレープロジェクトYouTube
わくわく広場0801。