「スポーツの日」 3.(1-1) 変わっていく農業 (わたしたちの村)
天気のよい一日でした。
今日は,国民の祝日一つ「スポーツの日」で,「スポーツを楽しみ,他者を尊重する精神を培うとともに,健康で活力ある社会の実現を願う」を趣旨としています。
昨年そして今年と「東京オリンピック2020 開会式」に合わせ,10月の祝日が移動しました。
新型コロナウィルス感染者が増加している中,オリンピック開催にさまざまに意見があります。
先日,知人から「出版社や関係者にまで影響の及ぶ可能性が…」と連絡・相談がありました。相談に関わるブログの記事を修正しました。このきっかけは“東京オリンピック騒動(?)”でした。遠くのことだと聞いていたことが…。残念です。
今日のラジオ番組で有働由美子さん。
コロナ禍での五輪を開催すべきか,するならどうすべきか,たくさんの議論があるし,意見はあると思う。 大会後もきちんと議論をやっていかないといけないとは思う。それと,目の前に繰り広げられる,世界中のアスリートが夢を,目標を叶える姿を見て,素直に興奮したり,応援したりするのは全然別の行為だと思う。あなたは,東京2020オリンピック競技大会に,どう向き合いますか。 “祝日”について,“イベント”について考えた祝日でした。 郷土読本『わたしたちの村 つくで』(1995・平成7年 改定発行)の「三、作手村の産業」からです。 ******** (一) 変わっていく農業 1 作手村の農業 わたしたちの村は,『米どころ作手』と言われるように,米作りを中心に農業を行ってきました。 ところが,1960年ごろから米が余り始めたため,減反され休耕する田も出てきました。そのため,農業以外の収入を求める農家がふえ,くらしも変わってきました。平日は会社や工場で働き,休日だけ農作業をしたり,おじいさん,おばあさんが中心となって働いている農家がふえてきました。また一部には,米作りをやめ,たくさんの収入が期待できる野菜や花作りに力を入れる農家もあらわれてきました。
〔第一種兼業〕 農業収入が農業以外の収入より多い農家 〔第二種兼業〕 農業以外の収入の方が多い農家現在でも,農家の数は少しずつへり続けています。しかし,その一方では,広い土地を効率よく作業するため,大きな機械を使ったり土地を整理したりして,専業として経営している農家もあります。 ******** 注)これまでの記事は〈タグ「わたしたちの村」〉で 注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。 注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。