集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

二の丑。 5-2 つくでよいとこいちどはおいで(2) (記念誌86)

花0804。 昨夜から東北や北陸で大雨が続き、河川の氾濫など災害が起きています。  まだ雨が降り続いているようです。天候の回復と災害からの復旧を願っています。  今日は,「土用の丑の日」です。先月23日に「丑の日」を話題にしましたが、今日は夏の土用の期間中2度目の丑の日で「二の丑」です。  “土用の丑”といえば「ウナギ」ですが、今年はまだ味わっていません。  次の暑い日かな…。  記念誌『つくで −のぼとけが見つめた80年』(1986年11月発行)からです。 ********     つくで よいとこ いちどはおいで   作手歌舞伎  村に娯楽など少なかった昔は、神社のお祭りの余興に演じられる歌舞伎は、村の人びとの大きな楽しみだった。な かには東京歌舞伎、市川団蔵の門下に入り、本格的に歌舞伎を学んだり、芝居教習所ヘ通って修業したりした人がいるほど盛んだった。歌舞伎0804。だが、だんだんと歌舞伎を演ずる若者が減ったりして次第にすたれていった。そこで村では、昭和51年“郷土芸能祭”と銘うち、歌舞伎をはじめ民謡や詩吟などを農体みに上演、民俗芸能の保存と伝承につとめている。   磨き丸太  枝打材の間伐材をなんとか有効に利用する手だてはないものか、という発想から生まれたのが、磨き丸太の生産だ。さっそく昭和44年がらスタートし、林業クラブの協同利用施設として、保永に加工場を設けた。この工場は愛知県内初の磨き丸太加工揚で、翌45年にこの工場で試作されたものが県内初の磨き丸太となっている。46年には磨き丸太共同貯蔵庫が工場に隣接し完成。同時に磨き丸太原木材造成事業が始まり、やがて作手の磨き丸太としてその声価を高め、高級建築材として高く評価されている。 ********  注1) 記念誌『つくで』の記事は〈タグ「記念誌」〉で  注2) 作手地区の昔話を集録した冊子「つくでの昔ばなし」をつくでの昔ばなしに掲載しています。  注3)『つくで百話』の記事は〈タグ「つくで百話」〉で  注4)『続 つくで百話』の記事は〈タグ「続つくで百話」〉で  注5)『つくで百話 最終篇』の記事は〈タグ「つくで百話最終篇」〉で  注6)『作手の名勝と史跡めぐり』の記事は〈タグ「史跡めぐり」〉で