季節は…。 5-3 つくでよいとこいちどはおいで(3) (記念誌86)
雨予報の日で、傘を持って出かけましたが、夕方に小雨が降っただけで済みました。
気温も高く蒸し暑い一日でした。
通った道路で、栗の実が大きくなっていることに気づきました。暑さのなかで、“秋の実り”が育っていました。
秋の七草の一つ“萩の花”は、初夏には花を咲かせますが、秋が近づき美しさを増してきています。
一方、梅雨の時季に美しい花を見せ、すでに花を終えた“ネムノキ(合歓木)”ですが、何か所かで綺麗な花を咲かせていました。これは季節外れのような…。
突然の大雨、ゲリラ豪雨、線状降水帯…と不安定な天候による被害が出ています。
暑さもほどほどに、“夏らしい天候、季節”を過ごしたいものです。
記念誌『つくで −のぼとけが見つめた80年』(1986年11月発行)からです。
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つくで よいとこ いちどはおいで
鮎釣り
巴山を分水嶺とした豊川水系と矢作川水系の巴川が作手高原をゆるやかに下り、谷川の水を集めて本流となって流れている。まさに村は清流の里といってもいいすぎではない。山に抱かれ、小鳥の声につつまれて鮎釣りをするのは格別に楽しいもの。清流が緑にそまる初夏から秋にかけて太公望がゆっくりと釣り糸をたれている姿が見られる。空気のうまさと清らかな水に時のたつのも忘れる程だ。あなたも鮎釣りを楽しんでみませんか。
全国一多い白鳥神社
白鳥神社の分布を全国的に見ると、三河と美濃に異常に多く、なかでも三河国に集中的に存在している。また、三河国の中でも作手村に圧倒的に多く、11社が鎮座している。この数は全国総数の約1割にあたるというからおどろきだ。
では、なぜわが村に白鳥神社が異常に多く存在しているのだろうか。一考に値するテーマだと思う。ぜひみなさん
も考えてみてください。
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注1) 記念誌『つくで』の記事は〈タグ「記念誌」〉で
注2) 白鳥神社について、これまで『6(1-3) 国のはじまり (わたしたちの村つくで 改訂版)』(2022/03/31 掲載)で取り上げています。
注3) 文集『こうやまき』には、『白鳥神社について』(作手村のむかし)を掲載しています。