集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

明和電機展。 『グラレコの基本』(本園大介・著)

 雲の目立つ日でしたが,晴れた一日でした。  今日10月10日目の愛護デーです。10.10を横にすると,人の顔の目と眉に見えるからだそうです。  “ナンセンス”を観ようと,明和電機の「ナンセンスファクトリー in 愛知」の展示会を見に行きました。  ユニークな“製品”を楽しみました。  工場(会場)で過ごすうちに,頭の中が「ナンセンス・超常識」に加工されました。自然に笑顔があふれてきました。
明和電機1010。
 先日,図書館で「グラレコ」の本が並んでいました。  「グラレコ??グラレコ1010。 それらの本を見てみると,夏に見た“凄いまとめ”が思い浮かびました。
 注目されているビジネススキル「グラフィックレコード」、略してグラレコをご存じでしょうか?  実際の会議で描いたグラレコ。参加者がどのように考えているのかを見える化することで共通認識が高まります。  何よりも楽しいので、意見が出やすく、思いも寄らないアイデアが見つかることもあります。  「グラフィックレコーディング」「ファシリテーショングラフィック」「グラフィックファシリテーション」「ビジュアルミーティング」「ビジュアルシンキング」などと、ほかにも呼び名はたくさんあります。  簡単に言えば、ホワイトボードや大きめの模造紙にイラストや図を使って会議の内容を見える化するファシリテーターや板書係の手法のことです。
 面白そうです。  その中から『その場で「聞く・まとめる・描く」 グラレコの基本』(日本実業出版社・刊)と小学生でも理解できる グラレコで学ぶ経済本』(repicbook・刊)を借りました。  グラレコの“基本”が紹介されている本書は,「グラレコって何? どうするの?」という方が手にする図書でした。  けれども,途中からは「ちょっと難しい…」かもしれません。そう感じたら,無理しない方がよいでしょう。  グラレコの基本的な技能(Tip)が,Chapter3までで述べられており,“自分のグラレコ”を練習するとよいと思います。そして,研修やイベントでレコーダーを担うことになってからChapter4 以降を読んでもよいかもしれません。  今日からグラレコで,振り返りや記録をしてみようかな。  あなたも,いかがですか。  読書メモより
○ グラフィックレコーディング(グラレコ)は英語で書くと(略) つまり,「話を絵でリアルタイムに記録すること」です。 ○ 絵を使って会議を進行する手法を「グラフィックファシリテーションファシリテーショングラフィック)」といいます。  ここで求められるのは,「話を聞く」「話をまとめる」「絵で描く」「会議を進行する」を同時に行うスキルです。 ○ 本質を捉えて描くには,モノを構成する要素をよく見て,最低限どおn要素を描けばいいかを考えます。モノを見るときの観察力が大切です。 ○ 色は,カラフルにしすぎないように,基本的に3色程度にとどめます。 ○ グラレコで,最も大事なプロセスは「情報のインプット」です。(略) 好意の心。関心の心。集中の心。謙虚な心。俯瞰の心。 ○ 文章構成の手法「PREP法」をご存じですか。これは,Point(結論),Reason(理由),Example(具体例),Point(結論)の順で構成し(略)。  グラレコでも,上部に「結論(伝えたいメッセージ)」を描くと,話がまとまってわかりやすくレイアウトできます。 ○ 描いたグラレコは,スマホやカメラなどで撮影しデジタル化しましょう。
   もくじ はじめに Chapter1 グラフィックレコーディングってなに? Chapter2 「パーツ」を描く練習をしよう Chapter3 話をリアルタイムで描く「グラレコ」の基本 Chapter4 イベント前に確認しておきたいこと Chapter5 「オンライングラレコ」してみよう Chapter6 イベント会場でグラレコしてみよう Chapter7 1on1で「グラフィックコミュニケーション」してみよう Chapter8 会議を「グラフィックファシリテーション」してみよう おわりに
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