緊急事態宣言。作手の剣道(14)(続 つくで百話)
天気の良い一日でした。
夕方になって「緊急事態宣言を全国に」とのニュースが入ってきました。
先ほど(17:10頃),基本的対処方針等諮問委員会が始まり,その開会時のようすが中継(テレビ・ネット)されていました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都など7都府県を対象に発令していた緊急事態宣言の地域に40道府県を追加し、対象地域を全都道府県に広げる方向で調整に入った。 期間は7都府県と同じ5月6日まで。全国各地で感染が広がっている状況に歯止めをかける必要があると判断した。大臣のあいさつにあった“大型連休の移動”は,とても心配です。全国に緊急事態宣言が発出されることで,この移動が制限され,感染拡大が小さくなることを強く願います。 皆で協力,ガマンしましょう。 『続 つくで百話』(1972・昭和47年11月 発行)の「作手の剣道」の項からです。 ******** 剣道を実生活に活かす阿部金重 陸軍工兵少尉任官 満州事変で満州国ハルピンに駐屯中の昭和十年一月二十八日工兵少尉に任官されました。その命課布達式に「天皇陛下の命により云々」と述べられた隊長の布達は,四十年後の今日も尚彼の脳裡にハッキリ刻み込まれていると彼は語っております。「酷寒零下三十度」と歌われた満州の寒気,一日中汽車で走っても山一つ見えない広茫たる原野での作戦,舟艇で航行中,飛沫を浴びた全員が氷化して行動不能となった作戦,兵舎の糞尿が結氷したのを鶴嘴で打ち砕いての排除作業等苦難の連続した日々も,任官の感激は彼をかりたてて,あらゆる苦難や障害を突破させたのでありました。 陸軍工兵学校教官任官 昭和十一年陸軍工兵学校教官に任官された彼は,作井(給水,石油関係)石油地質の研究を命ぜられ,これに没頭することになりました。静岡県,新潟県下で彼が作井した井戸から石油を採っているものが現在でも教本あるときいております。 支那事変に出動 昭和十二年七月支那事変が勃発しますと作井隊本部付で出動して,太原,石家荘,上海,その他で五,六百メートルの井戸を数本作り,一般及び軍の給水の円滑に寄与しました。 翌十三年には南京軍司令部(岡村寧次大将)参謀部付として,給水情報関係を担当して中支作戦に参与しました。この間第一線部隊に弾薬,食糧補給の命をうけ,飛行機で一日に七回も投下に出動したこともあります。 ******** 注)これまでの記事は〈タグ「続つくで百話」〉で 注)『つくで百話』の記事は〈タグ「つくで百話」〉で 【おまけ;休業中の学校から】 学校探検につづいて,学習が始まりました。「あ・い・う・え・お」から。 ◇1年生のみなさんへ あいうえおの学習シリーズ1(武豊町立富貴小学校) 中学校で新しく学ぶ「英語」への誘い。小学校の「外国語活動」とは違うかな。 ◇1年英語科より〜単語の練習〜(春日井市立高森中学校) 学校の先生が,子供達に伝えてくれています。他にもいっぱい。 みなさんの学校は,子供達に語りかけていますか。