旧暦3月3日。『江戸城再建』(黒川清作・作)
天気の良い日でした。
今日は,旧暦の3月3日,桃の節句でした。これまで飾っていたお雛様を仕舞い,五月飾りを出しました。
すべての子供達が,健やかに成長できますように!
昨日,
しかし,無用なパニックは,無くてよいことですが,起こさずに過ごす知恵を人間はもっているはずです。 一人一人が,適切に対応し,行動しましょう。と書きましたが,昨夜の東京都の小池知事の“不要不急の外出自粛要請”により,スーパーなどで“いつもと違う買い物”が始まっているようです。 改めて。 一人一人が予防に努め,適切に対応し行動しましょう。 以前,書店で,新しい『ドラゴン桜2』(モーニング KC)を探していたとき,新刊棚に並んでいて,その設定と内容が気になって購入した『江戸城再建 (1)』(ビッグコミックス)です。 主人公の“辣腕社員・堀川昇吾”が,“皇居東御苑内 江戸城天守閣再建プロジェクト”を推進していきます。 第1巻では,社内でのプロジェクト始動から宮内庁,文化庁への提案が描かれています。 再建しようとするのは,“地上5階の地下1階,台座を含め約59mの高さを誇る”「江戸城寛永度天守」です。 この記事を書くのに検索すると,実際に NPO法人 江戸城天守を再建する会が,この江戸城再建を目指して活動しているようです。 ◇江戸城寛永度天守建築の「理念」(NPO法人 江戸城天守を再建する会) 江戸城再建の理由を問われて,堀川が語ります。
しかし本当にそれだけで良いのでしょうか……? 国民自身で守ってゆけるものが必要ではないでしょうか? 日本にはその土地の城や文化を街全体で守っている地域が多くあります。 その日本文化に(略) そこで,私が天守再建を目指す意義は4つあります。 まず1つ目が,(略) そこで2つ目に上げるのが(略) そこで私が提唱する3つ目が(略) 最後の4つ目です。(略)4つの意義に「なるほど」と思いつつ,この中で2つ目にあげたことの実現を強く願いました。 宮内庁で…,文化庁で…,それぞれの担当者に説明をしていきます。実際に描かれたように進むのかどうかは分かりませんが,そこで語られる“理”に力を感じました。 さて,「皇居東御苑内に江戸城天守閣を再建する」と動き始めたプロジェクトに,さまざまな課題が襲い掛かってくるでしょう。それを主人公がどのように突き破っていくのか,今後の展開が楽しみです。
もくじ 第1話 江戸城再建とは コラム 江戸城あっての東京の繁栄 第2話 天守債権の課題 コラム 再建で変わる、東京の風景 第3話 宮内庁の壁 コラム さあ、江戸城登城だ! 第4話 文化庁と天守台 コラム 今も都心に生きる江戸城 第5話 文化庁の追究 コラム 千年の街【関連】 ◇黒川 清作 (@UV9JyQPmt7HPDlb)(Twitter) ◇江戸城再建 【作品TOP】(ビッグコミックBROS.NET) *第2巻が,2020年3月30日に発行予定です。 ◇『江戸城再建 (2)』(ビッグ コミックス)