台風に備える。『8050問題の深層』(川北稔・著)
天気のよい一日でした。台風に備えて(?),多めに洗濯をしました。すっきり乾きました。
大型で猛烈な台風19号はあまり勢力を落とさずに東海から関東にかけて上陸の恐れがあり,テレビやネットは“警戒”を伝えています。
気象庁も,通常は前日のところを“異例の3日前の緊急会見”を開き,「昨年度の台風21号と同程度の暴風となる恐れがある」と警戒を呼びかけています。
○ 窓や雨戸はしっかりとカギをかけ,屋根や塀,壁などの点検,必要に応じて補強する。 ○ 側溝が詰まると道路冠水や浸水の原因となるので,側溝や排水口の掃除をなどをして,水はけを良くしておく。 ○ ゴミ箱,鉢植え,物干し竿など飛散の可能性の高いものは飛ばないように固定したり,家の中にしまう。 ○ 強風による飛来物などに備え,飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼る。 ○ カーテンをしめ,ブラインドをおろしておく。 ○ 断水に備え,飲料水を確保するほか,水道水を入れたポリタンクを用意,風呂の水をためておくなどして生活用水(顔や手を洗う、トイレを流したりするなど)を確保する。 ○ 飲料水や食料の備蓄を確かめ,不足分は補っておく。 ○ 携帯電話など充電できるものは,全て充電しておく, ○ 冷凍庫に保冷剤やペットボトルを凍らせておく。凍らせた保冷剤は,食品の管理の安全対策として,凍らせたペットボトルは,水が溶けたら飲料水や生活用水としても使うことができru. ○ 車の燃料を満タンにしておく。 など我が家も,いつもより厳重に風対策をし,停電などへの備えをしますが,大きな影響や被害が出ないことを強く願っています。 ◇台風に備える(日本気象協会 tenki.jp) 書架に並んでいた新刊のなかで,ちょっと気になった『8050問題の深層: 「限界家族」をどう救うか』(NHK出版新書)を読みました。 社会問題を表現するのに“数字”が使われることがよくあります。 この8050問題は,「80代の親が50代の子供の生活を支える状況が増えている」という問題です。この背景に「子供のひきこもり」があるといわれ,教育に関わってきた者として“責任”を感じる事柄の一つです。 ひきこもりは1980年代頃から若者の問題とされ,その若者が40代から50代,親が70代から80代となり,状況が長期になっています。さらに,こうした親子が社会的に孤立し,生活が立ち行かなくなる深刻なケースも目立ってきて,多くの人が知る問題になっています。 社会問題であっても,その状況や関係は“家庭内のこと”であり,有効な方法・方策や施策ができていないようです。 内容紹介で
長期・高年齢ひきこもり―「8050問題」に大きな注目が集まるいま、長く社会的孤立を研究してきた専門家が、全国規模の調査や支援現場のフィールドワークをもとに問題の本質を明らかにする。同時に、「親子共倒れ」から脱する具体的方策を提言する。すべての現代人が読むべき一冊。と,専門家からの方策に期待できることが述べられています。 著者の提言に,あなたができることは…。 そして,まず最初に取り組むことは…。
目次 はじめに 第一章 終わらない子育て 第二章 ひろがる社会的孤立と8050問題 第三章 ひきこもり支援の糸口 第四章 限界家族をどう救うか おわりに おもな参考文献【関連】 ◇8050問題(Wikipedia) ◇#8050問題 hashtag on Twitter(Twitter) 【台風情報】 ◇日本気象協会 tenki.jp 台風情報 ◇最新の台風NEWSならウェザーニュース ◇hicbc.com:CBC気象情報