2.26。予算大綱・教育方針。「一つの言葉」。
暖かい日になりました。当地の気温も2ケタでした。
今日2月26日は「二・二六事件の日」です。
陸軍の皇道派の青年将校が,対立していた統制派の打倒と国家改造を目指し,約1500名の部隊を率いて首相官邸等を襲撃しました。内大臣・大蔵大臣等が殺害され,永田町一帯が占拠されました。
『置かれた場所で咲きなさい』の著者 渡辺和子氏は,陸軍教育総監 渡辺錠太郎氏の次女で,4人兄弟末っ子でした。1936年2月26日,9歳の渡辺和子氏の目前で“父が殺害”されました。
“歴史”と“人の心”を思う2・26でした。
国会をはじめ地方議会も,新年度の施策や予算を審議する定例会が開かれています。
新城市は,今日が定例会第1日で,市長の予算大綱説明と教育長の教育方針説明がありました。
予算大綱は「“新しい酒は新しい革袋に”の格言をもって,第2次総合計画に進む…」を,教育方針は「共育(ともいく)で人をつなぎ,社会をひらく」を主題(ねらい?)としていました。
言葉にすることで…。
言葉を聞くことで…。
誰に伝えるか,聞かせるか…。
難しい。
“言葉”について考えるなかで,一つの詩を思い出しました。
子供達に紹介することの多かった詩ですが,作者や出典については不明です。
作者として,谷川俊太郎,北原白秋,淀川長治などを挙げているものもありました。
「一つの言葉」 一つの言葉でケンカして 一つの言葉で仲直り 一つの言葉で傷ついて 一つの言葉でしあわせに 言う人は鈍感で 聞く人は敏感なもの 言葉は傷つける武器にもなります。 言葉は心の鏡です。 一つ一つの言葉を大切に。書き出しは同じですが,次のように表現にしているものもあります。
「ひとつの言葉」 ひとつの言葉でケンカして ひとつの言葉で仲直り ひとつの言葉で頭が下がり ひとつの言葉で笑い合う ひとつの言葉はそれぞれに ひとつの心を持っている きれいな言葉はきれいな心 やさしい言葉はやさしい心 ひとつの言葉を大切に ひとつの言葉を美しく「言葉」は,人間がもつ素晴らしい文化であり,道具です。 それが,あるとき“舌刃”として,まるで刃のごとくグサッと切り裂きます。 また,柔らかく温かい言葉が,優しい気持ちにさせ元気にさせてくれます。 今日の言葉は,聞く人を,元気に,笑顔にするものでしたか。 そして,今,あなたの「心」を表す言葉は…。 【関連】 ◇市議会(新城市) ◇市教委だより(新城市教育委員会) 【備忘録メモ】 ◇トクする!防災(日本気象協会)