集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

今日は「正月事始め」。

冬1213。 朝から青空でした。  冬は,日差しがあっても気温が上がりませんが,気持ちがホッとしますし,“鉛色の景色”が緩みます。陽の入る室内は暖かく,日向ぼっこの気分でした。  今日12月13日は「正月事始め」の日です。年神様を迎える準備を始めます。  先月(11月03日)の記事で「おばあさんが子どものころのお正月」を紹介しました。その作文でも,
 お正月をおむかえするために十二月十三日には, 「すすはき。」 といって,うちじゅうの大そうじをしました。
と,この日から準備を始めたことが書かれていました。  「正月事始め」は,江戸時代の宣明暦が由来と言われ,その後の改暦,旧暦を経て,現在の暦でも「12月13日」を,正月を迎える準備を始める日としています。  この日に,門松の材料や雑煮を炊くための薪など,正月に必要な木々を山へ取りに行きました。  今の子供達の生活で,「“薪”を取ってきて」と頼まれて,それが何か分かる子は少ないでしょう。野外学習などで“使っている”はずですが,それを用意するは“倉庫”からで,山は思いつかないように思います。  街は,「正月」の前にある「クリスマス」に飾られ(?)ています。正月の準備は,クリスマスの後でしょうか…。  みなさんのご家庭の「正月事始め」は? 【参考】   ◇文化の日。「おばあさんが子どものころのお正月」《村の行事 18》(集団「Emication」 2018/11/03)