「ぼくのすんでいるところ」《村の行事 19》
今朝は青空が大きく広がっていましたが,徐々に雲が目立ってきました。
明日は“雨予報”ですが,外れるといいなあと思っています。秋を楽しめる日になれば…。
今日は「いい歯の日」だそうです。日本歯科医師会が制定した,「いい(11)は(8)」の語呂合せです。
6月の歯の衛生週間ほどには知られていない気がしますが,口腔衛生に努める日にしましょう。
文集「こうやまき」から,「村の行事」の一話です。
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『ぼくのすんでいるところ』 (文・開成小1年 男子)
ぼくのうちは,ながの山というところです。ぼくがうまれないまえ,おじいちゃんが,山をおこしてうちをたてたそうです。そのころはぼくのうちだけでしたが,いまでは,みんなで七けんになりました。
うちのまえにはとてもたかいまつの木があります。かきばたもあって,あきにはおいしいかきがなります。うらのほうには,田んぼがあって,田うえのときは,おとうさんもおかあさんも,「いそがしい。いそがしい。」といいます。そういうときは,にいちゃんもぼくも,いっしょうけんめいてつだいます。
いちかわほくじようも,すぐちかくにあります。がっこうがおやすみのときなど,ぼくじようへあそびにいきます。
ぼくも大きくなったら,おはひゃくしょうをやったり,うしをたくさんかいたいなあとおもいます。
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この子は,今,地域のリーダーとして活躍しています。
小学1年で描いた“将来”を実現していることに,大きな敬意を抱きます。
この子が凄いのか,家庭が良いのか…。
子育てを考えさせられる一話です。