集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「処暑」。“感動”は続く…。

花0823。 今日は,二十四節気の一つ「処暑」です。
「処は上声,止なり,暑気の止息するなり。」 「陽気とどまりて,初めて退きやまんとすれば也。」
 「処暑」は,暑さが峠を越えて後退し始めるころとされており,台風襲来の特異日ともされています。  立て続けに台風が発生しました。その一つ台風20号が接近しています。先の豪雨の被災地も大雨が心配されています。大きな被害が無く過ぎていくことを願っています。  今日,「台風の影響を考えて,○○が中止になりました。」という話を聞きました。これまでの台風でも,「大雨で交通が混乱するかも…。」「被害が出てはいけない…。」との対応がみられました。  今日のことも,そうした判断からでしょう。  ただ,「○○が中止(延期?)にできる」のなら,これは「計画しなくてよいこと」「無くてよい」のだと思います。  台風の接近は,慣例的に行っていることの大胆な見直しをする良い機会です。関係のみなさん,いかがですか。  第100回全国高校野球選手権が,大阪桐蔭高校が史上初2回目の春夏連覇を達成して終了しました。  部活動,アマチュアスポーツのあり方,酷暑・猛暑のなかでの大会など,“告発”から始まったと感じる問題提起がありますが,それを感じさせない大会となり,16日間に100万人を超える方々が球場で声援を送りました。  今大会では,金足農業高校が勝ち進むごとに,大きく注目され,決勝に進みました。準優勝となりましたが,この“感動”は,大会が終わって2日たってもマスコミが取り扱っていました。  農業高校が活躍するようすを日本農業新聞が,「100回の記念大会に『農業』と付く学校が出場しているのに,取材しないわけにはいかない」と初めて本格的に取材をしました。  連日一面で扱い,昨日(8月22日)の一面も「金足農業高校の準優勝」でした。社説では,
(略) そんな“曇天”に覆われた農業の「輝く星」となって、農業に携わる全ての人に希望の明かりをともした。  金足農高の活躍は、各地の農業高校をも鼓舞した。農業科のある高校は全国で303校。甲子園に友情応援で駆け付けた兵庫県三田市にある有馬高校吹奏楽部で、農業系学科「人と自然科」の釜渕教実さん(1年)の言葉が全てを代弁する。「農業系高校の生徒であることが、以前にも増して誇りに思う」 (略)   選手が反り返りながら声を限りに歌った校歌は、〈霜しろく土こそ凍れ 見よ草の芽に日のめぐみ 農はこれたぐひなき愛〉とある。これは全ての農業者の“応援歌”だ。ありがとう「KANANO」。
農業新聞0821。
 「以前にも増して誇りに思う」と,高校生へのyell(エール)となった“金農”の活躍でした。 【関連】   ◇大阪桐蔭 中学校高等学校   ◇秋田県立金足農業高等学校   ◇日本農業新聞