集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

面談。「赤ごぶちの話」《作手村のむかし 21》

向日葵0720。 今日の空は“夏の雲”がある晴れた空でした。気温が上がり暑い日が続いています。  午前中,市内の中学校にお邪魔し,校長先生とお話をしました。終業式を終えたばかりで慌ただしいでしょうが,いろいろとお話いただきました。  中学校のこと,地域とのこと,「共育」のこと,教育行政のこと,これからのこと…  貴重な話をうかがえました。ありがとうございました。  午後,新城市内を移動していて,外気温は“35度”を示していました。日中の最高気温になっていく時刻ですが,7kmほど移動して“7度下がって28度”でした。
気温0720。

 同じ市内ですが,大きく異なる気候です。  この差は,暑い日が続くなか数字以上の“違い”を感じます。  明日は…。  文集「こうやまき」から,「作手村のむかし」の一話です。 ********    『赤ごぶちの話』 (文・作手中2年 女子)  わたしの住んでいるところの近くに赤こぶちというところがあります。そこは,今は道路ができたので,そのふちもつぶされてしまいましたが,昔は,ずいぶんそのところがこわかったそうです。  おばあさんの話によると,そこのところを通るたびに,赤ん坊の声が聞こえてくるのだそうです。赤ん坊の泣き声が聞こえてくるというのは,昔,戦争で赤ん坊がいては困るという人達が,そこへ捨てていったというのです。なんて,むごいことなのでしよう。赤ちゃんを捨てたことから,赤ごぶちなどというのでしょう。わたしも,そんなころに生まれなくて良かったなあとつくづく思いました。  赤ごぶちは,今でも,夜は,何だか気味が悪いような気がします。まるで,何かでてきそうな所なのです。どう考えても,赤ちゃんを捨てるなんて,ひどい事だと思います。せっかくこの世の中に生まれてきたのに,川に捨てられてしまうなんて,かわいそうです。しかし,親も,捨てる時はどんなに心がとがめたことでしょう。  わたしが,もし,この時代の親であったらどうするでしょうか。わたしは実際にこの時代の人ではないので,その気持が,はっきりわからないけれども,わたしだったら,子どもを川へ捨てるなんてしないと思います。でも,この答えは,わかりません。  この伝説から,考えさせられたことは,たくさんあったけど,わたしは,現在に生きる人間であって良かったと思いました。 ******** 【小中学校の終業式】   ◇1学期終了式について豊根村立豊根中学校)   ◇7月20日(金)<校長室より>左手一本のシュート〜全校道徳〜一宮市立浅井中学校)   ◇1学期終業式+代表児童激励会春日井市立出川小学校)   ◇1学期終業式 式辞春日井市立高森台中学校)   ◇1学期終業式(7/20)一宮市立大和西小学校)