明日は丑の日。「振り返り」を生かして。
今日も暑い日でした。
ただし,空は薄曇りでしたので,強い日差しに照らされることはなく,じりじりと焼けるような暑さ(熱さ)はありませんでした。
昨日の夕食に,初物のオクラがありました。
大きく育っていました。このところの暑さで一気に大きくなったようです。
“ねばねば”を美味しくいただきました。夏の味わいでした。
明日は,土用の“丑の日”です。暑さと鰻の似合う日です。
この夏は,8月1日(水)も土用の“丑の日”です。
「本日丑の日」という張り紙を店に貼るという,平賀源内がうなぎ屋に出した案により,それが功を奏して大繁盛しました。 それが,「土用丑の日には鰻」の発端と言われます。 今年は一段と鰻が少なくなっているようです。 うなぎ屋のコピーから離れて,古くからの
丑の日に『う』のつくものを食べると夏負けしないに合わせて食べ物を考えてはいかがでしょう。 うどん,梅,瓜… どんな食べ方をしましょうか。 新学習指導要領が公示され,いろいろな文言・用語が話題になります。 その一つに「振り返り」があります。 解説の中で,“深い学び”,“主体的な学び”,“思考力を重視した学び”において,「振り返り学習を工夫して行うこと」と明記されました。 「今さら,何を言ってるの…。」と思われ,口にする先生も多くいます。ですが,意味あることなので“今さら”に言うのだと思います。 かつて,「振り返り」について,次のような話をしました。
◇何のために「振り返り」をするの ○こんなことは 「振り返り」で「自己評価」をします。でも,なんだか教室が「反省モード」に入って暗い雰囲気です。“空気”が否定的で,子供が“振り返り”を否定的に感じているようです。 この経験(時間)は,「振り返り=反省(否定)」であり,書きながら“落ち込んでいく”子もいるかもしれません。 これで,いいのかな。 ○こんなことも 先と同じように「振り返り」で「自己評価」をします。 「振り返り」を見ると,「〜をがんばりました」,「〜が楽しかったです」,「〜がしっかり出来ました」…と書いています。 これは,何のために振り返っているのか分かりません。 これに,意味があるのかな。 ○誰のために 振り返りシートに,「活動の準備ができた」,「集中できた」,「感動した」,「理解できた」のチェック欄がありました。 この“振り返り”は,子供に活きる「自己評価」ではなく,先生の「評価」「授業評価」では。 ○考えてほしい その時間は,子供の“これから”に生きる「振り返り」です。 ・次の活動に活きる「振り返り」 ・未来のための「振り返り」 ・成長のための「振り返り」 ・何かを生み出すための「振り返り」 ・夢を叶えるための「振り返り」 ・成長に役立つ「振り返り」 …「振り返り」は“目的"ではありません。“行為”です。 「振り返り」が,「評価のため」に行き過ぎていては“イケナイ”のだと考えます。 チェックシートは,“毎時間の同じ視点”について評価ができますが,それは先生のデータにはなっても,子供の「自己評価」には役立ちません。 「振り返り」の時間で,子供が前向きで知的に“わくわく”するようになってほしいと思います。 そのためには
○「大事なことはなんなのか?」が分かっていないと,価値のある振り返りはできない。 ○「掴むぞ!」という強い気持ちで振り返りをする。 ○振り返ったとき,「コレは使える!」を3つ発見する。といった,先生の姿勢と働きかけがいるのです。 『人は過去のこと考えるより,未来のことを考えた方がいい顔になる。』 そう思っています。 だから,子供への働きかけは…。