集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

明日は丑の日。「振り返り」を生かして。

丑の日0719。 今日も暑いでした。  ただし,空は薄曇りでしたので,強い日差しに照らされることはなく,じりじりと焼けるような暑さ(熱さ)はありませんでした。  昨日の夕食に,初物のオクラがありました。  大きく育っていました。このところの暑さで一気に大きくなったようです。  “ねばねば”を美味しくいただきました。夏の味わいでした。  明日は,土用の“丑の日”です。暑さと鰻の似合う日です。  この夏は,8月1日(水)も土用の“丑の日”です。
「本日丑の日」という張り紙を店に貼る
という,平賀源内がうなぎ屋に出した案により,それが功を奏して大繁盛しました。  それが,「土用丑の日には鰻」の発端と言われます。  今年は一段と鰻が少なくなっているようです。  うなぎ屋のコピーから離れて,古くからの
丑の日に『』のつくものを食べると夏負けしない
に合わせて食べ物を考えてはいかがでしょう。  うどん,梅,瓜…  どんな食べ方をしましょうか。  新学習指導要領が公示され,いろいろな文言・用語が話題になります。  その一つに「振り返り」があります。  解説の中で,“深い学び”,“主体的な学び”,“思考力を重視した学び”において,「振り返り学習を工夫して行うこと」と明記されました。  「今さら,何を言ってるの…。」と思われ,口にする先生も多くいます。ですが,意味あることなので“今さら”に言うのだと思います。  かつて,「振り返り」について,次のような話をしました。
◇何のために「振り返り」をするの ○こんなことは  「振り返り」で「自己評価」をします。でも,なんだか教室が「反省モード」に入って暗い雰囲気です。“空気”が否定的で,子供が“振り返り”を否定的に感じているようです。  この経験(時間)は,「振り返り=反省(否定)」であり,書きながら“落ち込んでいく”子もいるかもしれません。  これで,いいのかな。 ○こんなことも  先と同じように「振り返り」で「自己評価」をします。  「振り返り」を見ると,「〜をがんばりました」,「〜が楽しかったです」,「〜がしっかり出来ました」…と書いています。  これは,何のために振り返っているのか分かりません。  これに,意味があるのかな。 ○誰のために  振り返りシートに,「活動の準備ができた」,「集中できた」,「感動した」,「理解できた」のチェック欄がありました。  この“振り返り”は,子供に活きる「自己評価」ではなく,先生の「評価」「授業評価」では。 ○考えてほしい  その時間は,子供の“これから”に生きる「振り返り」です。  ・次の活動に活きる「振り返り」  ・未来のための「振り返り」  ・成長のための「振り返り」  ・何かを生み出すための「振り返り」  ・夢を叶えるための「振り返り」  ・成長に役立つ「振り返り」 …
 「振り返り」は“目的"ではありません。“行為”です。  「振り返り」が,「評価のため」に行き過ぎていては“イケナイ”のだと考えます。  チェックシートは,“毎時間の同じ視点”について評価ができますが,それは先生のデータにはなっても,子供の「自己評価」には役立ちません。  「振り返り」の時間で,子供が前向きで知的に“わくわく”するようになってほしいと思います。  そのためには
○「大事なことはなんなのか?」が分かっていないと,価値のある振り返りはできない。 ○「掴むぞ!」という強い気持ちで振り返りをする。 ○振り返ったとき,「コレは使える!」を3つ発見する。
といった,先生の姿勢と働きかけがいるのです。  『人は過去のこと考えるより,未来のことを考えた方がいい顔になる。』  そう思っています。  だから,子供への働きかけは…。