小学生の「食」。オリンピック。
朝は曇った空で気温も低かったのですが,徐々に晴れてきて,暖かい日になりました。
天気予報でも「寒波」「低温」との言葉は少なくなっているようです。
いつもの春がやってきそうです。
気持ちもわくわく…。
今日,作手小学校の6年生に,「食の授業」がありました。
先生(講師)は,地域のキッチンクラブのメンバーです。
今日の授業は,来週28日に行われる「フランス料理を食べる会」(正しい名称は承知していません)に向けてのものです。
この催しは,「小学校を卒業する6年生に”食”を伝えたい」と願う地域の方々が,食に関わる方々に働きかけて実施できるものです。
そして,この催しが1回だけでなく,子供達が「卒業前に体験できる」と楽しみにする継続したものに企画していただけています。
「イベント」を計画するのは簡単ですが,継続したものになるような段取りは大変だったと思います。
ありがとうございます。
授業を参観にいくと,黒板に「こ食」の文字があり,続けて6つの「こ」が書かれていました。
個・小・粉・孤・固・濃
「こ食」と聞くと「孤食」を思い浮かべていましたが,いろいろあるようです。
「個食」 家族揃って食事をしているのに,各々が別々のものを食べている食事です。自分の食べたいものであれば,家族とは違うものを食べてしまうようなことです。 「小食」 食事の量が少ないことです。ダイエットなどで食事の量が少なくなってしまうようです。 「粉食」 麺類やパン,パスタなどの粉が原料のものばかりを食べていることです。食の欧米化(?)によって増えてきている食事です。 「孤食」 独りで食事をすることです。核家族化,生活リズムの違いなどで,独りで食事をしているようなことです。 「固食」 同じものばかりを食べている食事です。同じもの,似たようなものばかり食べているというようなことです。 「濃食」 濃い味付けのものを好んで食べている食事です。加工食品や調理済みの食品ばかり食べることです。 (他に「子食」というのもあるようです)それぞれの状況(食事)を説明し,それが“どんな問題”を含んでいるのか,子供達に伝えていました。 続いて,料理,フランス料理に関わる話になっていきました。 子供達に「学び」の機会をつくっていただける地域の方々です。 平昌オリンピックでは,熱戦が繰り広げられています。 この「場」と「時」に向けて練習を重ねてきたアスリートの檜舞台です。 その結果と“情報”を,マスコミが伝えていますが,伝える内容と方法は,大丈夫でしょうか。誰に伝えているのでしょうか。 そんな思い(不安?)が浮かびます。 先日の天声人語に,
○客席から大きな歓声があがる。小平は指を立てて口にあてた。「静かに。次のレースがあるから」と言うかのよに。 ○泣き崩れそうになった李を小平が抱擁したことも韓国メディアは手厚く伝えた ○国際大会となれば、国対国の色も帯びる。だからこそ選手と選手のつながりに心が動く。先日は羽生結弦がスペイ ンのライバルと抱き合う場面もあった。同じコーチのもとで練習した仲だというとありました。 オリンピックでも,同じコーチに指導されたアスリートが競い合っています。 国対国といいながらも,実情は“違う”のに…。 オリンピック報道は,どこに向かっていく…。